前回の続きで、ChatGPT他、便利なAIツール特集。
このインタビュー動画の冒頭(0:03~
)、記者から「藤井壮太さんが、いろんな手を、長い時間をかけて考えて差すことができて楽しかったと記者会見で話していましたが、羽生さんは今回の将棋は楽しかったですか?」と問われて: あーそうですね。まあ もちろん対局してる時は、すごい、まあ、あの 厳しいっていうか、難しい手ばっかり来るので、なかなか楽しむ という感じではなかったですけど。
まあ、終わって感想戦でなんか色んな手を指摘されるんで、それはあのすごく純粋に楽しかっ たです。なんか自分が全然思いついてない手を結構いっぱい指摘されるんで、そこはそうですね、勉強にもなるし、すごい面白いなあと思ったところでもありました。
なかなかそういうことないんで、さすがに、これだけ長くやってて、なんか全然自分が思いついてないってことを指摘されるって事は、そんなにはないんで。それは結構やっぱり 感想戦をやってると、毎回毎回必ず数回は出てくるんで。それは、やってて、なんていうか対局する時は大変 ですけど、終わったあと、いろいろ話をするのは結構 楽しいですね。
・・・とご回答。
52歳の羽生さんが、改めて将棋が純粋に楽しい、勉強にもなるし、すごい面白いなあって思われたそうです。
しかも、その理由は、藤井壮太さんに「なんか全然自分が思いついていないことを指摘される」から:) この考え方、すごくないですか?
その他のご発言にも、さすが羽生さんと感じさせるものが多く、勉強になります。最後にそのインタビュー動画を埋め込んでおきますね。
まさに「新しい物事を学ぶことを、楽しいって感じる人」強くて、カワイイだけじゃないのです(笑)
なお、このインタビューは、先日の第72期ALSOK杯王将戦(別々の日に1回ずつ合計7回まで対局、先に4勝した方が勝つ、7番勝負)後に行われたもの。
最終的には、対戦成績4勝2敗で藤井聡太王将(20)が挑戦者の羽生善治九段(52)に勝利しましたが、4局目までは2勝2敗の拮抗した展開で名局が続き、特に、第二局は、将棋大賞の名局賞にも選ばれています(このインタビュー動画内では、その名局のときに何を考えていたのかも語られてます)。
〔ご参考〕
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