前回の続きで、ChatGPT他、便利なAIツール特集。
無料でお手軽に使えるBingの画像生成AI「Image Creator」（中身はOpen AIのDALL-Eです）を用いて、
”Must see places in New York”
（ニューヨークの必見の見所）
を描いてもらいました。
で、生成されたのは、ありがちでベタで一般的で典型的な「ニューヨークの必見の見所」の画像。実際にありそうなものが多く、いろいろ勉強になりました。
それでふと思ったが「画像生成AIは、ありがちでベタなものを描くのが得意なのは分かったけど、それじゃぁ、ニッチでユニークなものだったら、どうなるんだろう？」ってこと。
例えば、「ニューヨークの最高の地元の本屋さん」（Best local bookstore in New York）。
ニューヨークの最高、ベストの本屋さん・・・ですから、そもそも数が限られます。たぶん、参考になるデータとか、サンプルは乏しいでしょう。そうなると必然的にディープ・ラーニングによる学習が不十分になってきて、「あちがちでベタなイメージ」は生み出しにくい気がします。うーむ。
こういう「ニッチでユニークなもの」を人工知能に描かせると、どうなるの？
その答えが、冒頭の写真。
なるほどー。やっぱり、「ニッチでユニークなもの」は、データが不足するのでしょうね。生成される画像のバリエーションも減って、ほぼ同じようなものになってます。
前回の「ニューヨークの必見の見所」で生成された画像のバリエーションと比較すると、その違いは一目瞭然。ぜんぜん違います。
昔、ブリーカー通り沿いにあった人気書店のBookBookによく似てます
かつてブリーカー通り沿いにあったBookBook
これもブリーカー通り沿いに今もあるファッション・ブランドのマーク・ジェイコブス（marc jacobs）が出してる本屋さんのBookmarcっぽい角にあるし
こちらが、実在するBookmarc
書店関連情報については、以下の過去ログがご参考になるでしょう：
Bingの画像生成AI「Image Creator」に、「ニューヨークの最高の地元の本屋さん」（Best local bookstore in New York）を描いてもらって、ふと思い出したのですが、雑誌『ニューヨーク・マガジン』（New York Magazine）による特集。
もともとは、「ニューヨークを愛する理由」（Reasons to Love New York）だったのが、いつの間にか「ニューヨークで最高の～」（Best ～ of New York）になりまして、昔から毎年、100項目くらい⁉ いろいろな分野について「ニューヨークで最高の～」を挙げて特集しているのです。
それで、雑誌『ニューヨーク・マガジン』（New York Magazine）の”Best of New York”の特集ページを見てみたら、『ニューヨークで最高のニッチな本屋さん』という本屋さんについて最新の記事がありました。
そこで、さっそく、Bingの画像生成AI「Image Creator」に、”The Best Niche Bookstores in New York”（ニューヨークで最高のニッチな本屋さん）を描いてもらったら、以下の画像ができました：
〔ご参考〕
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