マンガでもありえないような試合展開で、歴史に残る名試合になったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・日本対メキシコ戦。見所満載だったこの試合を、その直後にアメリカのメディアはどのように伝えているのか、その一部をご参考まで。
まずは、試合直後、冒頭の写真のようにヌートバー選手と大谷選手に、直接、インタビューしてる場面をMLB NetworkのYouTubeチャンネルで見れます。
この中で興味深いなーと思ったのが、
2:16 くらい以降の大谷さんへのインタビューの際、MCの方が:
”I saw Shohei, after the three run homer, you down three to nothing, I saw you are doing in dugout this one. All right, all right. ” (ショウヘイ、スリーラン・ホームランを打たれた後、3対0で負けているときに、ダッグアウトでうなづいているのを見ました。 大丈夫、大丈夫って…) と、まだお話しているタイミングで、通訳の一平さん、優秀過ぎてMCの方の質問を追い越し、質問される前に大谷選手に:
「うなづいてましたけど、あれはどういう意味なんでしょう?」 と、伝える場面。
一平さんが先に日本語で伝えてから、MCの方が英語で:
”What were you thinking?” と聞いていて、まるで日本語を英語にする通訳してるみたいになってます。
あと、大谷選手も、別に日本語に訳されなくても何を聞かれているのかよく理解しているようで、上記の英語の質問を「うなづいてましたけど、あれはどういう意味なんでしょう?」 だけで、何の話かすぐ分かっているのも素晴らしいなと思いました。
以下、試合直後のアメリカのテレビ、Fox SportsのYouTubeチャンネルから、ヌードバー選手がインタビューを受ける動画(ヌードバー選手が出てくるのは、
5:25 ~):
ちなみに、このインタビューでも最初の質問で、「3点差で負けているときにどう思った?チームはどんな雰囲気だった?」と聞かれてます。めちゃめちゃプレッシャーのかかる大切な試合、しかも、ピンチのときに、どういう心理状態で試合に集中していたのか?ということは、誰もが気になることなのでしょう。
そして、その質問に「いつか逆転すると信じてました。国のために戦っているので、諦めることはないのです…」みたいな感じで即答するヌートバー選手、本当に素晴らしいお方です。
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この試合、両チームがベストを尽くし、あまりにも素晴らしい劇的な内容だったため、 日本に敗れたメキシコの監督が 「Japan advances, but the world of baseball won tonight.(日本が勝った。しかし、今夜の試合は野球界そのものの勝利だ)」との名言を残し、 ニュース に 。
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