少々、前の話題ですが、結構、歴史的な価値が高そうなので備忘録がてら…。
2023年3月4日、東京港区のグランドプリンスホテル新高輪 の「飛天」を会場に、アニメ・スタジオやクリエイター、声優などはもちろん、アメリカから著名な映画監督やNFLの選手などもゲストに招いて、第7回「クランチロール・アニメアワード 2023」授賞式が開かれました。
この授賞式が日本で開催されたのは、これが史上初めてのこと。
しかも、その様子は、YouTubeほか様々なプラットフォームを通じて、全世界へ生放送、ライブ・ストリームされたのです(現在も、オンデマンド視聴可能、この記事の最後に埋め込んでおきますね)。
なお、以前もお伝えしてますが、クランチーロールは2021年8月にソニー・グループに買収されてその傘下に加わり、現在は米国のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとアニプレックスの合弁会社になってまして、いろいろ新しい取り組みに挑戦しているようです。
さて、それで肝心の第7回「クランチロール・アニメアワード 2023」授賞式ですが、やはり、全世界が対象ということでいろいろ興味深い賞がありまして、例えば、冒頭のスクリーンショットの賞、何だか分かりますか?
これは、『ポルトガル語』の最優秀声優賞(Best VA Performance in Portuguese)の発表シーン(
5:48~)。
そうなんですよ。クランチーロールでは、日本のアニメに英語やその他の国々の字幕をつけるだけじゃなくて、声優さんが声を入れている多言語バージョンも提供してまして、ポルトガル語においては、今回、すべてのアニメ作品の声優さんの中で『SPY × FAMILY』(スパイ・ファミリー)のアーニャ役を演じた、Nina Carvalhoさんが最優秀声優賞に選ばれたそうです。
…ということは、当然、ブラジルなどのポルトガル語圏では、スパイ・ファミリー、そして、アーニャは、たぶん、今、大人気なのでしょう。
昨年、ニューヨークで開催されたアニメNYC(Anime NYC)2022では、様々な人種や民族の方々が、アーニャも含めて様々なスパイ・ファミリーのコスプレをしてましたが、ブラジルなどのポルトガル語圏では、たぶん、アーニャのコスプレをする方々も増えているのかも?
ところで、今回、「クランチロール・アニメアワード 2023」で、スパイ・ファミリーは、上述のポルトガル語の最優秀声優賞のほかに以下の5つの賞を受賞しています:
- 最優秀コメディ作品賞 SPYxFAMILY(第1クール)
- 最優秀エンディング賞 SPYxFAMILY(第1クール)「喜劇」星野源
- 最優秀新シリーズ賞 SPYxFAMILY(第1クール)
- 最優秀助演キャラクター賞 SPYxFAMILY(第1クール) アーニャ・フォージャー
- 「何があっても守りたい 」キャラクター賞 SPYxFAMILY(第1クール) アーニャ・フォージャー
なんと、アカデミー賞とか他の授賞式ではあまり聞いたことのない賞、「何があっても守りたい 」キャラクター賞…という賞に、アーニャが選ばれています。へぇー。
たぶん、これ、アーニャありきで作られた賞ではないでしょうか? やっぱり、それだけアーニャ、かわいいということですね。
さらに詳しくは:
クランチロール・アニメアワード2023 東京からライブ配信 | ソニー公式
スパイ・ファミリーが受賞した
最優秀コメディ作品賞の発表時のプレゼンターは、
〔ご参考〕
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。