前回の続きで、ニューヨーク大学キャンパス近くの学生街で見かけた古着や中古品を売り買いするリセール・リテーラー(resale retailer、再販小売店)のお店特集。
バッファロー・エクスチェンジ(Buffalo Exchange)とセカンド・ストリート(Second Street)の2つのリセール・リテーラー(古着屋さん)のお店が並んでいます。
前回は、バッファロー・エクスチェンジでしたので、今回は、セカンド・ストリート情報です。
1974年創業のバッファロー・エクスチェンジは歴史が長く、全米に約40店舗も展開しているので、バッファロー・エクスチェンジなら知ってるという日本人の方もいらっしゃるでしょう・・・と、前回、ご案内しましたが、そのバッファロー・エクスチェンジより、もっと、ずっと多くの日本人の方々が、このセカンド・ストリートをご存じでしょう。
なぜなら、このセカンド・ストリートは、日本のゲオホールディングスの中古衣料販売店「セカンドストリート」が海外進出したものだから。
セカンド・ストリートは、日本のゲオホールディングスの中古衣料販売店「セカンドストリート」が海外進出したもの
そのため米国向け公式サイトにも、デザインの一部としてちょいちょい日本語が用いられてまして、なかなか興味深いです もう少し詳しく言うと、この「セカンドストリート」は、愛知県名古屋市中区に本社を置く、レンタルビデオショップ・リユースショップなどを全国に展開するゲオグループの持株会社であるゲオホールディングス(GEO HOLDINGS CORPORATION)傘下の子会社。
また、「セカンドストリート」は、リユース市場では国内シェア第1位を誇る、とのこと。
だから、この店舗は、日本最大の古着・中古屋さんのニューヨークにある支店の1つ(正確な店名は、ニューヨークNOHO店のようです)ということなのです。
調べてみたら、2018年1月12日、セカンドストリートUSA(2nd Street USA,Inc.)がカリフォルニア州ロサンゼルスのメルローズ・アベニューに「メルローズ店」を出店したのが、北米1号店だったそうです。ちなみに、日本のリユースショップチェーンが北米に出店するのは同店が史上初。
そして、このセカンド・ストリートノーホー店(2nd STREET NoHo)がオープンしたのは、2019年10月中旬。それまでにセカンド・ストリートは、カルフォルニアに3店舗を出店済で、ここが北米で4つ目、カルフォルニア以外では初めてとなるお店とのことで、もちろん、ニューヨークでは1号店。
このファッション専門誌WWDの日本語版、WWD Japanの記事によると、
所在地は、マンハッタンのダウンタウンに位置するノーホー地区。個人経営のファッションブティックやセレクトショップ、古着屋が軒を連ねるNY有数のファッションエリアだ。
となってますが、すぐ隣も古着屋なのです。また、同記事は、
広報担当者は、「NYは最新の服と古着を組み合わせるスタイルが浸透している。特にマンハッタンはビンテージと古着の文化が根付いており、われわれのリユース事業との親和性が高い。カリフォルニアでの事業実績も踏まえ、進出を決めた」と語る。
…と、セカンド・ストリートの広報担当者によるニューヨークの市場分析も。
セカンド・ストリート、現在、北米で21店舗を展開https://2ndstreetusa.com/find-a-storeそう言えば、マンハッタンのLower East Sideエリア、Orchard St.沿い、Houston St.とStanton St.間にも、この写真のとおり、セカンド・ストリートの新店舗がオープンしてますグランド・オープニング古着・中古品を売買します 〔ご参考〕
【軒を連ねるリセール・リテーラー特集】
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