どこを歩いていても絵になる、ニューヨークの街角風景。上の写真は、ニューヨーク大学(New York University、略してNYU)キャンパスが密集するダウンタウン、NOHO(ノーホー、North of Houston Streetの略)のブロードウェイ沿い。
周辺には、歴史を感じさせる建物がずらり。独特の雰囲気。NYUに通う大学生っぽい若者や、謎の学者っぽい方々、そして、”NYU”と書かれた紫色のフラッグをあちこちで見かけます。
”NYU”と書かれた紫色のフラッグは、
ニューヨーク大学キャンパスの建物の1つである印 そんなブロードウェイ沿いで、ぼんやり路面店の様子を見ていたら、古着や中古品を売り買いするリセール・リテーラー(resale retailer、再販小売店)のお店が2店、軒を連ねて並んでいるのに気づきました。
リセール・リテーラーとは、要するに「古着屋」さんのこと。
英語では、ビンテージ・ショップ(Vintage Shop)、スリフト・ショップ(Thrift Shop、Thriftは「倹約」という意味)、リユース・ショップ(Reuse shop)とも呼ばれています。
これも歴史的なインフレ、物価上昇の影響?
あるいは、環境保護意識の高まりとか、SDGs的な考え方を受けたもの?
長年、このあたりのお店の入れ替えを見ていますけど、やはり、学生街ということもあり、比較的お手軽なお値段の中古品を売り買いするお店が増えている気がします。このすぐ近くにも、中古品を売ってるお店を見かけましたし。
なお、一応、トレンド情報を振り返っておきますと、近年、アメリカでは80年代~90年代のファッションが再ブームになっておりまして、その影響で、古着や中古品のリセールが注目の最新トレンドの1つになってます。また、さらに、近年、アメリカでは、コロナ禍でEコマースの売上が爆発的に増えたことに伴い、返品も爆発的に増加し、その『返品の再販』(英語では、Liquidationと言います)が新しい小売りビジネスとして急成長中。
これらのトレンドに関連する過去ログは、2022年に取り上げたものだけでも、以下のとおり:
<返品の再販ビジネス特集>
<thredUPの中古衣料品・アパレル市場調査特集>
<TikTokなどSNSで人気になり、オンライン再販マーケットプレイスから実店舗をLower East Sideにオープン、Rogue特集>
いずれにしても、この手のリセール・リテーラー、古着屋さんは、最新トレンドということです。
…というワケで、ニューヨーク大学キャンパス近くの学生街で見かけたバッファロー・エクスチェンジ(Buffalo Exchange)とセカンド・ストリート(Second Street)の2つのリセール・リテーラー(古着屋さん)について、次回以降、詳しく見て参りましょう。
バッファロー・エクスチェンジ(Buffalo Exchange)と
セカンド・ストリート(Second Street)
どちらもリセール・リテーラー(古着屋さん)、ショーウィンドウに”New & Recycled”の文字お店で古着など売り買いしてますセカンド・ストリートのお店の入口に書かれていたキャッチコピーは、
”More Valuable Than New”「新しいより価値がある」同じエリアのブロードウェイ沿いで見かけた別のお店よく見ると、Vintage Clothing(ビンテージ服)というネオンサイン
〔ご参考〕
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