前回に続いて、ニューヨークのチャイナタウンから、肉まんのお話。
まず、2008年にご紹介したチャイナタウンの肉まん(その後、このブログでは、いろいろなチャイナタウンの肉まんをご紹介していますが、一番最初に取り上げたのがこの肉まんです)が、冒頭の写真。
お肉だけじゃなく、海老、ソーセージ、ゆで卵とかいろいろ入ってるコンビネーション・バン(Conbination Ban、当時1ドル70セント)は、「新世界レストラン」(Sun Sai Gai Restaurant)の名物でした。
そう、名物でした。
過去形です。
今はもう売っていません。
コロナ禍の影響なのか、職人さんが辞めちゃったからなのか、理由はよく分かりませんが、先日、「新世界レストラン」に立ち寄ったら、肉まんの販売をやめてしまっていたのです。
お店の入口付近にあった肉まんコーナー自体がなくなっていて、ただの普通のレストランになってました。
美味しい肉まんを食べたいと思って行ったのに、がーん。ショックです。
そこで仕方なく「新世界レストラン」からバクスター通り(Baxter St.)を挟んだ向かい側にあるパン屋さん、「スイーツ・ベーカリー」(Sweets Bakery)へ…。
このパン屋さんは、「スイーツ・ベーカリー」(Sweets Bakery)の名前の通り、パン屋さんなのですが、中国系のパン屋さんということで、一般的なアメリカのパン屋さんでは売っていない、日本のパン屋さんみたいなアンパン、メロンパン、カレーパン、お惣菜パン等々…も売っているのです。
なので、肉まんもあるかも?と思って行ってみると、かなり大きなサイズの肉まん、正確に言うと、ロースト・ポーク・バン(Roast Pork Bun、叉焼包、またの名をChar siu bao、2ドル)を発見。
そう、1つたったの2ドルです。
やっすい。
一応、念のためオンライン上のメニューを確認したら、2ドル50セントになってますが、単純にお店で買う方が安いのでしょうか? あるいは、最近値上がりしたのかは分かりませんが、まぁ、でも、結構、大きなサイズですし、中華街ならではのお味です。
パン屋さんで売ってるわりには(というか、パン屋さんだからこそ?なのかもしれませんが)、独特なバーベキュー・ソースが濃すぎず、いい感じのマイルドさで、なかなか美味しいのです。
ロースト・ポーク・バンがこれだけ美味しいのなら、そのほかのパンやケーキも美味しいのかも。
確かに、よくよく見てみると、ここのお店のパンやケーキは、このお店ならではのオリジナリティと言いますか、どれも独特の雰囲気を漂わせています。そのうえ、お値段もわりとお手頃で良心的。
またの機会に、いろいろ試してみましょう。
以下、ご参考まで。
左手の「新世界レストラン」(Sun Say Kai Restaurant)から
Baxter Stを挟んで向かい(右手)にあるのが、「スイーツ・ベーカリー」(Sweets Bakery)パンのコーナー
中国系のパン屋さんなので、一般的なアメリカのパン屋さんでは売っていない、日本のパン屋さんみたいなアンパン、メロンパン、カレーパン、お惣菜パンなども売ってますロースト・ポーク・バン(Roast Port Bun、2ドル)発見テーブル席もあり、店内で食べられます結構、大きなロースト・ポーク・バン、中の具もたっぷりお肉がごろごろといっぱいで、食べ応えあります美味しそう店内で食べてたら、続々とお客さん、しかも、なぜか女性のお客さんが頻繁に来店
どうやら中国系の女性に人気のパン屋さんのようです美味しそうなフルーツタルト、$2.75いちごのショートケーキかと思ったら、よく見ると、抹茶マンゴー・ケーキ(Matcha Mango Cake)1つ$4.75
その横のダブル・チョコレート・ケーキは、$4.25かわいいキャラクターのケーキも、$3.50ホールケーキ(8インチ=20.32センチ、日本で言うところの7号)ミックス・フルーツ・ケーキ、$308インチのカトゥーン(漫画)・ケーキ、独特の雰囲気を漂わせています日本産の大福も売ってます
このお店では、1つ2ドル50セントだから、ロースト・ポーク・バンよりお高いのですニューヨークでも時々見かける日本産の大福と言えば、コレ
〔ご参考〕
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