”Welcome to…”(ようこそ)と書かれた看板に、どどーんと大きな自由の女神様の顔。
いかにも、ニューヨークっぽいワンシーン。
ここは、つい先日、ジャガー・パレードの様子をお届けしました米国最大級のバス・ターミナル、「ポート・オーソリティ・バス・ターミナル」(Port Authority Bus Terminal)の建物の横、42丁目沿い。
ご覧のとおり、ここにずらりと並んでいるのが、ニューヨーク市の公式自転車共有システム(NYC's Official Bike Sharing System)の”Citi Bike”(シティ・バイク)の自転車。
よく見ると、Citi Bikeの通常のサイズよりも一回り大きめで、いつものイメージカラーの青じゃなくてグレー色の車体の自転車がチラホラ。
なんと、コレ、電動自転車(e-bike、またはelectric bike)バージョンのCiti Bike(electric Citi Bikes)なんですよー。
関連報道によると、今年2022年5月5日(木)より、Lyft(リフト、Uber同様の自動車の配車サービスだけでなく、自転車や電動キックボードのレンタルなどマイクロ・モビリティも含めた”交通系ネットワーク”企業、”シェア経済”の典型例)のサポートを受け、Citi Bikeに新型のe-bikeの導入がスタート‼
このハイテク新型自転車は、2022年秋までにすべてのライダーが利用できるよう、ニューヨーク市内のCiti Bikeのステーションに徐々に配置されるそうです。
電動自転車(e-bike、またはelectric bike)バージョンのCiti Bike(electric Citi Bikes)
理由は明白。要するに、コロナ禍で感染予防意識が高まり、地下鉄とかバスなどに乗ることが健康へのリスクとみなされていたから。まぁ、そりゃ、そうなるでしょうね。
ニューヨーク交通局(New York City Department of Transportation、略してDOT)の調査レポート、CYCLING IN THE CITY - Cycling Trends in NYC September 2021 特に、2019年から2020年の間、ニューヨークでは自転車に乗る人が33%(自転車による旅、180万回分)も増加し、いわゆる「自転車ブーム」になってました
週末の自転車利用については、さらに自転車利用は増え、63%も増加なお、Lyftの資料(2022 Lyft Multimodal Report)によると、今回、Lyftがサポートするこの電動自転車は、雑誌Time(タイム)の『2021年のベスト・インヴェンション(最高の発明品)100』(Time's 100 Best Inventions of 2021)にも”A Next-Gen Shareable Cycle - Lyft New E-Bike”として選ばれていますニュージャージーも含まれていたり、若干、調査方法に違いがありそうですが、Lyftの資料(2022 Lyft Multimodal Report)によると、
ニューヨークで自転車に乗る人が33%も増えた2019年から2020年の後、さらに、2021年は、もっと増えて39%増
他の都市のマイクロモビリティ共有プログラムでも、シカゴのDivvyで57%増、デンバーのLyft Scootersで135%増、ミネアポリスのNice Ride bike and scooter ridesで60%増だそうですCiti Bikeの通常のサイズよりも一回り大きめで、いつものイメージカラーの青じゃなくてグレー色の車体の自転車がチラホラあと、ニューヨークのCiti Bikeステーションの案内看板や、自転車を止める機器や、自転車の車体などは、こういう感じで「広告スペース」も販売し、運営資金にまわしています
〔ご参考〕
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