ただいまニューヨークでは、実物大サイズの『ジャガー』(Jaguar)のアート作品40体が、市内各所のランドマークに出没中。上の写真は、タイムズ・スクエアからすぐ近くにある米国最大規模のバス・ターミナル、ポート・オーソリティ・バス・ターミナル(Port Authority Bus Terminal)内で見かけた2体の『ジャガー』。
どういうことかと言いますと、このジャガー像はパブリック・アートとして9月7日から10月5日まで展示された後、10月5日から20日までオンライン・オークションに出品(27日に結果発表)されまして、その売り上げの100%が、実際にジャガーなどの野生動物の保護、つまり、ジャガーなどの野生動物の住む地域の自然環境保護のために寄付される(100% of the amount raised will be allocated to jaguar conservation projects.)仕組み。
“Placing the jaguar statues in key public places brings the environmental cause to the forefront of the public’s attention, reaching millions of people in a very unique way…”
なお、牛さんの方は、自然環境保護のためではなく、エイズ、癌などの病気を持つ子どもたちや、コロナなどの感染病と戦う医療従事者の方々などへ、年間2,500万食分の食事を無料で届けるNPO団体の”God’s Love We Deliver”、直訳すると「私達が配達する神様の愛」への寄付になるというイベントでした。