前回に続いて、今週9月9日(金)から14日(水)まで開催されるニューヨーク・ファッション・ウィーク(New York Fashion Week、略してNYFW、https://nyfw.com)関連の話題を1つ。
NYFWにあわせて9月12日に、NYFWで披露される様々なブランドのコレクションの中から、最も影響力があり、有名なファッション誌である『Vogue』(ヴォーグ)が選んだお気に入りアイテムを紹介するランウェイ・ショー(ファッション・ショー)、『Vogue World』(ヴォーグ・ワールド)を開催する、とのこと。
人気ラッパーのリル・ナズ・X(Lil Nas X)と、人気モデルであのジャスティン・ビーバーさんの奥さんのヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)さんが、このビッグイベントのプロモーションに協力するということで、音楽誌の『Billboard』(ビルボード)でも記事に:
ヴォーグによると、
「バレンシアガ、ディオール、グッチ、ヴァレンティノ、バーバリー、コーチ、マイケル・コース、ブラザー・ベリーズ、ボデ、コナー・アイブズ、クリストファー・ジョン・ロジャース、コリーナ・ストラーダ、マティ・ボーバン、ラルフ・ローレン、トリーバーチなど、NYFWの2022年秋冬コレクションから本誌おすすめの作品を発表する初のランウェイショーが行われます。」
…とのこと。
Spotifyなどのストリーミング・サービスが普及し、かつてのようにCDが売れなくなった音楽業界で、野外フェスなどのイベントが新しい収益源に育っていったように、紙の雑誌が以前ほどは売れなくなったファッション雑誌の業界でも、こうしたファッションのイベントを新しい収益源に育てていこうとしているのかな?…とか思って、ちょっと調べてみましたが、この『ヴォーグ・ワールド』がまだ新しい試み過ぎるからなのか、特に、参考になりそうな情報は見かけませんでした。
ただし、「ヴォーグ」(Vogue)と「ワールド」(World)という2つの単語に関連して、以下のような興味深い記事が出てきました:
これは、2017年から英国版『Vogue』の編集長を務めるエドワード・エニンフル(Edward Enninful)さんのインタビュー記事。エニンフルさんは、もともとガーナ難民⁉としてイギリスへ移住され、ファッション・メディア業界で叩き上げられ、英国版『Vogue』史上初の男性編集長(黒人初でもあり、ガーナ移民初でもある)になられたという、なかなかの人物。
日本でも、しばしば記事に:
彼がその力を使って『Vogue』を人種、年齢、体型、その他すべての面で包摂することを支持する場所にした方法を明らかにする本を書いたそうです。
British Vogue Editor: Edward Enninful | Full Q&A | Oxford Union
2:07 あたりからフリーランサー時代のお話、日本のヴォーグや、
イタリアのヴォーグ(2010年頃まで)で仕事して、
その後7年ほどアメリカのヴォーグで、
伝説的編集長のアナ・ウィンター(Anna Wintour)
と仕事しました…とのこと
〔ご参考〕
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