マンハッタンは南北に20km弱ほどの長細い島になっています。東はEast River、西はHudson Riverに挟まれて東西の距離は4kmほどとのこと。結構、小さいんですね。ちなみに、島になっているので空港からはブリッジかトンネルを通って入ってくることになります。島になっているということで、船にのってその周囲を巡るツアーも有名。特に、サマーシーズンはこういった船上ツアーは大人気。ニューヨークの観光名所の一つでもある自由の女神があるリバティ島へ行くツアーへリバティ島周辺を通るツアーなど目白押しなのです。
こういったツアーの中でもマンハッタン島の周りをぐるりとクルーズできることで有名なのが、サークル・ライン(
Circle Line)。1945年から続く老舗中の老舗で、West 42 St.にあるPier 83から、75分~3時間までの4種類の船上クルーズ・ツアーが発着しています。お値段は、28~18ドル。
今回は75分のLiberty Cruiseに乗ろうと思ってPier 83まで行ってみたんですが、なぁ~んと、このクルーズ、本数がかなり限られているんですよ。火~金曜日が午後2時と4時の2回。土日曜日が正午、2時、4時の3回。さらに、2-Hour Harbor Lights Cruiseという夜景を楽しむツアーでも午後7時の1本。だから午後4時過ぎくらいにPierに行くと、3時間くらい乗れる船がないんです。老舗中の老舗ということで、もっと本数があるのかと思って事前にスケジュールを確認してなかったので大ショック。
船に乗る気満々だったため、船に乗った気分だけでも味わえそうなサウスストリート・シーポートにでも移動してみると、そこで黄色い船体のウォーター・タクシーが!しかも、サークル・ラインの75分のLiberty Cruiseと殆ど同じコース取りの
Gateway to America Harbor Tourもありました。お値段は17ドル。こっちの方が安いんです。2002年の9月から営業を開始したニューヨークでは最新の公共交通機関がこのウォーター・タクシーです。おそらく、まだあんまり知られていないと思いますが、タクシーと命名されているだけあって、通勤にも使用され、本数もかなり多いんですよ。夏のニューヨーク旅行にはピッタリの隠れた観光名所と呼べるんじゃないでしょうか?ちなみに通勤用のウォータータクシーの片道料金は4ドル。1日乗り放題券もあって20ドル。これを使えば、マンハッタン、リバティ島やエリス島、ブルックリン、ニュージャージーなどをウォーター・タクシーに乗って巡るなんてダイナミックな観光もお手軽にできてしまいそうですね。
【ご参考情報】
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Circle Line:老舗のサークル・ライン
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Water Taxi:通勤にも使われてるウォーター・タクシー
今回、私も初めて乗ったウォーター・タクシー。乗客席は案外広く、冷房のきいた室内とその屋上があって、乗り心地もなかなか快適でした。色々なルートがあるようなので、詳しく調べて活用してみると夏のニューヨークをよりいっそう楽しめるかもしれません。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」