冒頭のグラフは、主なソーシャル・メディアを1度でも利用したことがあると回答した13~17歳の10代の若者の比率を、今から8年ほど前の「2014-15年」時点の調査結果と、現在「2022年」で比較したもの。
このグラフから読み取れる大きな特徴は:
- YouTubeが95%で圧倒的にずば抜けて普及している(前回2014-15年は、調査せず)
- TikTokが、67%で2番目に普及(前回2014-15年は、調査せず)
- Instagramは、52%から62%へ増加しているものの伸び率は、41%から59%へ増えたSnapchatより低く、むしろ低迷しているとも言える
- Facebookは、71%から32%へ大幅に減少、没落した
さらに、これらのソーシャル・メディアを「ほぼ常に」("almost constantly")利用していると回答したのは:
- YouTube 19%(約5人に1人の比率)
- TikTok 16%
- Snapchat 15%
- Instagram 10%(「1度でも使ったことがある」のは62%で、Snapchatの59%を3%上回るが、「ほぼ常に」では、Snapchatを5%も下回っている)
- Facebook 2%(ほぼゼロと言ってもいい)
要するに、Facebookの没落ぶりが際立つ結果になっています。
また、Instagramも親会社はFacebookと同じく、Meta(元Facebook)で、先日、『
「米国の10代少女たちの心を傷つける」インタグラムの闇』と題して詳しく取り上げた通り、いろいろと企業モラルに問題があると推察されており、今後、さらに低迷していくと予想されます。
なお、もはやシリコンバレー辺りでは「Facebookで働いているということは、恥ずべきこと」と言われるまでにFacebookが没落してしまった最大の理由も、Facebookの企業モラルや倫理観に問題があったから、と指摘されています。
昨年、社名を”Meta”に変えたのは、メタバースがどうこうというのではなく、本当の理由は、もうFacebookは解体的に作り直さないとどうしようもなくなるくらい、企業モラル的、倫理的に腐りきってしまったから…じゃないの?とも思えてきます。
さらに詳しくは、以下のテレビ東京のYouTubeチャンネルの特集が、分かりやすくてご参考になるでしょう。
「会社を経営するうえで、最も大切なことは何か?」を考える際に
とても参考になる事例でしょう
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