今週は、ユニオン・スクエアで開催されたアース・デイ(Earth Day、地球の日)関連イベントの現場の様子をお届けして参りましたが、地球の環境保護に関連して興味深いニュースをもう1つ;
…とのこと。
- Over the last five years, K-12 schools more than doubled the total amount of installed solar
(5年間で米国の小学校の太陽光発電は2倍増超) - 7,332 schools nationwide now utilize solar power, making up 5.5 percent of all K-12 public and private U.S. schools
(米国の7,332の小学校、全体の5.5%が太陽光発電導入) - The number of schools with solar increased by 81% since 2014
(太陽光発電を導入した小学校は、2014年から81%増) - More than 5.3 million students attend a school with solar
(太陽光発電を導入した小学校に通学する生徒は、530万人超)
…とのこと。
なにやらアメリカでは、ここ数年、かなり急速に、太陽光発電が学校(小学校に限りません)に導入されているんですって!!
まぁ、たしかに、主に太陽の出ている日中に電力を消費する学校は、自然エネルギーの中でも太陽光発電とは相性が良い気がしますね。
あと、この調査レポートの中には、ただ単純に、小学校で太陽光発電を導入するのではなく、ソーラーパネルなど関連機器の設置やメンテナンスを学生(小学生に限りません)に体験させ、太陽光発電の仕組みや自然エネルギー全般についての授業なども行い、未来の社会で絶対に必要になるクリーン・エネルギーに詳しい人材を育成する…っていうプログラムについても、その成功事例を挙げて詳しく書いてあるんですよー!!!
しかも、その成功事例は、ニューヨークの事例なのです。
SUCCESS STORY IN NEW YORK CITYPreparing a Clean Energy Generation(ニューヨークの成功事例クリーンエネルギー発電の準備)すでにニューヨーク市では、- More than 2,500 students participated in solar schools program(2,500人以上の学生が、ソーラー・スクール・プログラムに参加)
- 43,124 students attend a school with solar(43,124人の生徒が太陽光発電のある学校に通う)
- Over 1,000 teachers trained on solar curriculum(1,000人以上の教師が、太陽光発電のカリキュラムのトレーニングを受講)
- 853 students trained in Solar Career and Technical Education program(853人の生徒がソーラー・キャリア&テクニカル教育プログラムのトレーニングを受けています)
- Students can intern with solar developers to install solar on NYC schools(学生は、学校に太陽光発電関連機器を設置する業者、ソーラー・デベロッパーでのインターンもできます)
生徒だけじゃなくて、先生にも太陽光発電のカリキュラムのトレーニングを進めていたり、太陽光発電の企業でインターンとして実際に働けるなど、すごい内容。
NY市では、学生が学校で太陽光発電を学び、技術者として成長しプロになり、次世代の学生を教える立場になっていく…というサイクルを築こうとしているのだとか
〔ご参考〕
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