前回に続き、ユニオン・スクエアで催されてたアース・デイ(Earth Day、地球の日)関連イベント風景。
会場にずらりと並ぶ、何かしらの環境保護活動をする民間企業、NPO団体のテントや机などの中、冒頭の写真のようなホワイト・ボードを見かけました。
その中央に:
”What does Earth Day mean to you?”
「あなたにとって、アース・デイとは?(何を意味しますか?)」
という問いがあり、みんなそれぞれの思い、考え、メッセージ、あるいはイラストなどを自由に書いたポスト・イットが貼り出されています。
これ、ニューヨークでは、イベントや小売店舗などを盛り上げるためのアイデア、演出の1つとして、とても頻繁に見かけるのです。
このブログで過去に触れているもの、そのごく一部だけでも、例えば:
…等など…。
世界中から多種多様の文化、価値観、ライフスタイルを持つ様々な人種や民族の集まっているニューヨークということもあり、みんなそれぞれの思いを、とても手軽に、自由に、楽しく表現できる機会がこんな感じで用意されますと、それは、まるで、いわゆる『大喜利コーナー』のような感じになっちゃって、実に興味深いのです。
あと、多くの日本人の皆さんには、たぶん、英語の勉強にもなるでしょう。
以下、そんなホワイト・ボードの様子をご参考まで。
ちなみに、このホワイト・ボードを出していたのは、ミュージカルでお馴染みのニューヨークのブロードウェイの劇場街に本拠を持つ、ブロードウェイ・ミュージカル関係者が中心になって地球環境保護活動や啓蒙活動に取り組むNPO団体(
The Broadway Green Alliance)。
その公式サイトによると、そのミッションは:
MISSION
The Broadway Green Alliance (BGA) is an industry-wide initiative that educates, motivates, and inspires the entire theatre community and its patrons to implement environmentally friendlier practices on Broadway and beyond.
ブロードウェイ・グリーン・アライアンス(略して、BGA)は、ブロードウェイをはじめとする演劇界全体とその観客に、より環境に配慮した慣行を実践するよう教育し、動機付け、鼓舞する業界全体の取り組みを推進しています。
As a community of industry and environmental professionals connected by the shared goal of normalizing greening practices on Broadway and beyond, the BGA has successfully implemented significant sustainability reform at the forefront of the industry since its inception in 2008.
BGAは、ブロードウェイおよびそれ以外の場所での緑化活動を正常化するという共通の目標で結ばれた業界および環境専門家のコミュニティとして、2008年の設立以来、業界の最前線で重要な持続可能性の改革を成功させてきました。
…とのこと。