
前回、ホリデー・シーズンのニューヨーク、タイムズ・スクエアの一等地に、Netflixが史上初めて
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Stranger Things)のポップアップ・ストア、つまり、期間限定のお店をオープンしたとお伝えしましたが、今回は、その魅力、特徴などについてお届けします。
1980年代、インディアナ州の架空の町ホーキンスを舞台に、第1シーズンでは、念動力を持つ少女(イレブン)が現れるなど、町のあちこちで超自然的な出来事が起こる中、少年(ウィル・バイヤーズ)の失踪事件の捜査に焦点を当てている。第2シーズンでは、ウィルが逆さまの世界にいたことによる副作用で、現実の世界に実体が入り込んでくる様子が描かれる。第3シーズンでは、イレブンとマイクの関係に焦点を当て、子供たちがアップサイドダウンの実体との戦いを続ける。
…とのことですが、重要なポイントは『1980年代が舞台』ということ。
このドラマでは、ファッションや音楽などの他、劇中に出てくる小道具(新しい味のコーラ)や場面(ゲームセンターやショッピング・モールとか)や人物名(フィービー・ケイツ)など、ありとあらゆるものが80年代のノスタルジアたっぷりになっておりまして、それらが、当時を知る懐かしむ世代にはもちろんのこと、当時を知らないZ世代、今の若者たちにも大いにウケている…そうです。
そう言えば、つい先日も、1994年11月1日にコロムビア・レコードから発売されたマライア・キャリー(Mariah Carey)さんの『All I Want For Christmas』(邦題:恋人たちのクリスマス)が、25年もの歳月を経て、全米ビルボード総合ソングチャート「Hot 100」で初めての首位⁉を獲得するなど、YouTubeやその他ソーシャル・メディア、インターネット・サイトの普及を背景に、70年代、80年代、90年代、2000年代など一昔前のものが、今、改めて評価され、人気を得るという最新トレンドを背景に、今年、アメリカのマクドナルドでは、マライア・キャリーさんからビッグ・マックなど無料のクリスマス・ギフトをもらえるキャンペーンが行われることなどお伝えしましたが、このNetflixの
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Stranger Things)人気も、まさにそんな最新トレンドの一例なのかもしれません。
そんなわけで、アメリカでは以下のような報道も:
この記事によりますと、ドラマに出てくる衣装や小道具、その他のセットやロケ現場だけの話ではなく、ストレンジャー・シングスとコラボして、NikeやH&Mが新たな商品ラインを発表したり、ドラマの中で主要キャストが来ているのと同じ80年代デザインの洋服が、人気のため飛ぶように売れて売り切れになったりしているとのこと。
そういう意味では、このNetflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Stranger Things)は、すでに単なる面白いドラマって話じゃなくて、アメリカでは、最新ポップカルチャーに影響を及ぼし、社会現象を生み出すほどの特別なドラマになってるみたいです。
まぁ、そりゃ、ホリデー・シーズンにあわせてNetflixが出すポップアップ・ストアに選ばれるのも当然ですね。
以下、前回もご紹介しました80年代のアメリカを舞台にした『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Stranger Things)の魅力を少し垣間見れる動画から、特に印象的なシーンをスクリーンショットで、ご参考まで。
〔ご参考〕
【Stranger Thingsポップアップ店特集】
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