NYコミコン2021会場から。
2020年時点で、グローバル・アニメ市場でもっとも売上が大きいのは、”Merchandising”、つまり、物販・グッズ販売。
今回は、さらにもう一歩、NYコミコンらしいユニークなアート化の一例に踏み込みまして、浮世絵画風に進化した物販・グッズ販売の様子をお届けいたします。
そう、世界に誇る日本の伝統的なアートの、『浮世絵』(うきよえ)です。
実は、NYコミコン会場(というかアメリカ?)では、年々、浮世絵のような画風(完全な浮世絵じゃないけど、微妙に日本の浮世絵っぽいものや、和風テイストの…、何か新しい呼び名が生まれるかもしれません…も含みます)のアート作品を販売するブースが増えている印象がありまして、今年は、Ukiyo-E HeroesやUkio-popなどハッキリと”Ukiyo”(浮世)が入っているブース(お店)も出ております。
そうなんです。もはや、浮世絵の「浮世」は英語でもそのまま日本語の”Ukiyo”で、お店やブランドの名前に用いられるくらい、アメリカでもそれなりに定着しているみたいなんです。
出展者(Exhibitors)リストの「U」の箇所にUkiyo-E Heroes、Ukiyo-popの名前
以下、ご参考まで。
今年の最新人気トレンドと言えば、こちら
「鬼滅の刃」関連キャラクター水柱の冨岡義勇と、蟲柱の胡蝶しのぶ
よく見ると、右端に「浮世ポップ」と書いてあります
浮世絵風、炭治郎と禰豆子
ドラゴンボールのベジータ、悟空、ポケモンのピカチュウも浮世絵風に
日本語人気の高まるアメリカ では、もはや「日本語」もアート作品の一部?
スター・ウォーズの場面も浮世絵に3枚つなげて1場面の大作
あと、このUkiyo-popの浮世絵は、日本風の背景や空間を描くのが、とてもお上手普通にそれだけで絵画として成立してる気がします
実際、日本風の背景や空間が美しく描かれている作品は、
早々に、Sold Out(売り切れ)
極めつけは、コレ
なんと、特にこれと言ったアニメや漫画のキャラクターは描かれていません
普通に、浮世絵風の日本画を売っているのですすごい
〔ご参考〕
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