今年、2021年5月21日(金)に新たにオープンしたニューヨークの新名所、水上公園リトル・アイランド(Little Island)から。
ここまでいろいろ書きましたが、リトル・アイランドの本当の魅力っていうか、ニューヨークならではの魅力は、ずばり、これでしょう。
多種多様、様々な歌手、ダンサー、パフォーマーの方々が、彼ら独自の歌やダンスやパフォーマンスを披露する空間。
リトル・アイランドには、そんなパフォーマンス空間が、大きなステージっていうかほぼ劇場みたいな「アンフ」(The Amph)と、小さなステージの「グレイド」(The Grade)の2つも用意されているんですよー。
こういう感じで、大小2つのパフォーマンス空間、ステージを用意するっていうのは、つい先日ご紹介しましたコロナ感染拡大防止のための休業から、ブロードウェイ・ミュージカル劇場街の18ヶ月ぶりの復活を祝して開催された3日間に渡る無料の野外演劇祭、”Curtain Up!”(カーテン・アップ!)の会場でも見かけました。
もしかすると、ニューヨークのエンターテイメント業界では1つの定番の演出なのかもしれません。
そして、これらのパフォーマンス空間、特に、大きなステージの方では、有料のコンサートやライブ・イベントなども開催されているのですが、その有料の本番じゃないとき、つまり、無料で観覧できるときに、リハーサルをやってたりもしまして、運が良ければ、本来、有料のパフォーマンスを無料で楽しめちゃうのです。
また、正直に言うと、公園としてのリトル・アイランドは、あまり魅力的ではありません。
その名の通り、まず、100メートル四方の大きさでは、ゆったり、リラックスするスペースとしては、小さいし、狭い。自由に使えるベンチや椅子も、ニューヨークの他の一般的な公園と比べると極端に少なく、自由に寝転べる芝生のエリアもほんの一部だけ。
リトル・アイランドから徒歩ですぐの距離にあり、同じくハドソン川上(の桟橋の上)につくられた人工の公園、ピア25やピア26の方が、公園としては、機能や設備も何もかも、もっとずっと圧倒的に魅力的。
しかし、そんなリトル・アイランドでも、ピア25やピア26より優れているところがあるとしたら、それが、このパフォーマンス空間であり、もっと言うと、そこで披露される歌やダンスやパフォーマンス、そして、それを披露する人々の夢や希望や情熱…等など、じゃないかなと思います。
以下、ご参考まで。
多種多様、様々な歌手、ダンサー、パフォーマーの方々が、彼ら独自の歌やダンスやパフォーマンスを披露するパフォーマンス空間が、このリトル・アイランドっていうか、ニューヨーク自体の最大の魅力でしょう
逆に言うと、そういう歌やダンスやパフォーマンスに遭遇するのとしないのとでは、この島の印象が、極端に大きく変わると思います
大きなステージっていうかほぼ劇場みたいな「アンフ」(The Amph)は
最大収容人数815名
リハーサル進行中は、こんな立て看板がでてまして詳しい情報も確認できます
この劇場は、リトル・アイランド内で最もハドソン川に近い、つまり低い位置にあるそうで、ここからだと、前回、ご案内した展望台がかなり上の方に見えます
リトル・アイランド(夕方のオレンジ色バージョン)のお散歩動画
〔ご参考〕
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