前回、空中公園ハイライン上から、今年、
2021年5月21日(金)に新たにオープンした
ニューヨークの新名所、水上公園リトル・アイランド(Little Island)の様子をお届けしましたが、もう少し詳しくリトル・アイランドについてご案内いたしましょう。
ハドソン川沿いの公園を維持・管理するザ・ハドソン・リバー・パーク・トラスト(the Hudson River Park Trust)の
公式サイトによると、2014年11月、ハドソン・リバー・パーク・トラストと、パラマウント映画・20世紀フォックスの会長兼CEOを歴任、フォックス放送創設に携わった、いわゆる「メディア王」の
バリー・ディラー(Barry Diller)さんとその奥様で世界的一流ファッション・ブランドの創設者兼デザイナーの
ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)さんのお二人の共同声明によりはじまったのが、
老朽化したピア(桟橋)54をリノベーションして公園とパフォーミング・スペースを一体化した新しいピア…というか水上公園、つまり、このリトル・アイランドの建設計画。
総工費は、2億6,000万ドル(1ドル=110円換算で、約286億円)超。
その大部分の2億6,000万ドルは、上述のバリー・ディラーさんとダイアン・フォン・ファステンバーグさんのご夫妻からの寄付で、これは、公園などに対する寄付金としてニューヨーク史上最高額なんですって。すごい。さらに驚くべきことに、このご夫妻、建設資金だけでなく、今後20年間、リトル・アイランドの維持・管理費として、さらに1億2,000万ドル(約132億円)を寄付されるそうです。
さて、そんなリトル・アイランドですが、まず、目をひくのが、ハドソン川に、132本のチューリップ型のコンクリート杭を建設し、その上に作られた小さな人工島(だいたい100メートル四方しかありません)だけありまして、そのチューリップ型のコンクリート杭が醸し出す外観のデザイン。近未来都市っぽくて、他で見たことのない独特な世界観と言いますか、とにかく、その外観だけでも、巨大なアート作品のような不思議な魅力を漂わせているのです。
しかも、14丁目沿いをハドソン川方面へ歩いて近づいていくと、徐々に少しずつその不思議な造形が見えてくるのが、謎の島へ冒険に向かうみたいで、ワクワクしてきまして、いい感じ:)
というわけで、今回は、島には入らず、その外観の様子を中心にお届けします。
14丁目沿いをハドソン川方面へ歩いて近づいていくことになりますチューリップ型のコンクリート杭が醸し出す外観のデザインが、近未来都市っぽくて、他で見たことのない独特な世界観
巨大なアート作品のような不思議な魅力を感じさせます
謎の島へ冒険に向かうみたいで、ワクワク
島への橋は2本ありますが、こちら(North Bridge)は出口のみ”Exit Only”(出口のみ)って立て札でてますなので、もう1つの橋(South Bridge)へ向かいますリトル・アイランド・マップチューリップ型コンクリート杭の外観デザインによる独特の建築美が、いい感じ都市開発とか、建築のお仕事されてる方々にはたぶん、必見の新名所でしょうこの島へ、これから上陸できるって思うとワクワク、ドキドキ、なんだか興奮してきます味わい深いで、こちらが入り口
オープン当初は、平日もお昼の正午以降の入場には事前予約が必要でしたが、現在は、週末と祝祭日のみになってますさらに詳しくは、公式サイトのTimed Entry Reservationsへ正面入口前の様子あのゲートの上の木がこれからどんどん育って大きくなっていくのが楽しみ
〔ご参考〕
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