祝ブロードウェイ・ミュージカル再開!! コロナ感染拡大防止のための休業から、ブロードウェイ・ミュージカル劇場街の18ヶ月ぶりの復活を祝して開催された3日間に渡る無料の野外演劇祭、”Curtain Up!”(カーテン・アップ!)の会場から。
前回は、大きなメイン・ステージの様子をお届けしましたので、再び、小さなパフォーマンス空間、ピアノ・バーへ。
”WICKED" Sing-Along
(『ウィキッド』の名曲を一緒にうたおう)
というイベントの様子をお届けします。
さすが、大人気ロングラン・ミュージカル『ウィキッド』(Wicked)だけありまして、現場には、ファンらしき方々が、わりと早めに集まってました。
その中には、ヒジャブ(Hijab、頭や身体を覆う布)をつけたイスラム教徒の女性や、劇場へ行くときのようなお洒落なドレスを着た黒人の女の子も…。
多様性の街、ニューヨークならではかも?
このイスラム教徒の彼女は、ここにたった一人で来ているようですので、そこまで厳格な教えに従っているのではないのでしょうけれど、でも、とにかく、イスラム教徒の女性が『ウィキッド』の名曲にキラキラと瞳を輝かせている姿は、とても印象的。
彼女にとって、”Defying Gravity”(『ウィキッド』と言えばこの曲と言われる名曲中の名曲)の歌詞は、いったい、どれほど心に響くものなのでしょう。
”Defying Gravity”は、文字通り直訳すると、「重力をものともせず」や「重力を無視して」という意味。
しかし、”Gravity”には、物理的な「重力」という意味の他に、心理的な意味合いでの「精神的な重圧、プレッシャー」や、社会的な意味合いでの「世間体」や「常識」等など、幅広い意味が含まれておりまして、その証拠に、劇団四季が日本語版『ウィキッド』を作った際、この”Defying Gravity”のタイトルを「自由を求めて」と意訳していたりします。
そうです、「自由を求めて」…です。
いろいろ考えさせられます。
以下、ご参考まで。
大人気ミュージカル『ウィキッド』だけありまして、現場には、ファンらしき方々が早めに集まってました
ヒジャブ(Hijab、頭や身体を覆う布)をつけたイスラム教徒の女性や、劇場へ行くときのようなお洒落なドレスを着た黒人の女の子も…
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。