只今、ロックフェラー・センター中央部にあるセンター・プラザには、上の写真のような「可愛い」…と言いますか、なかなかユニークなアート作品が展示されてます。
これは、ニュージャージー州出身のアティスト、KAWS(カウズ)さんによる”SHARE”(シェア、直訳すると「分ける」「わけまえ」)という作品。ブルックリン美術館(the Brooklyn Museum of Art)での個展(“KAWS: What Party” )にあわせての展示で、期間は、8月11日から10月8日まで。
まず目に入るのは、一見、ミッキー・マウスのような衣装を着た人物の像(実際、ミッキー・マウスからインスピレーションを得たそうです)。これがカウズさんの人気キャラ(モチーフ)、”Companion”(コンパニオン)。
コレクターズ・アイテムとしても人気がありまして、いろいろなタイプのものを
Amazonでも売ってますが、この作品は、高さ18フィート(約5.5メートル)もあるそうで、カウズさんの作った”Companion”の中では最大級…かと思いきや、ニューヨークのサンクスギビング・デー・パレード名物の巨大バルーン(40フィート、約12メートル)になったこともあるそうです。
そんなコンパニオンが左手に持ってるのは、セサミ・ストリートの人気キャラクターのエルモ…じゃなくって、これもカウズさんの人気キャラの”BFF”(Best Frends Foreverの略語、こちらも
Amazonでも売ってます)。
あと、カウズさんは、日本の漫画やアニメ文化の影響を受けておりまして、ロックフェラー・センターの
公式マガジンの記事には:
While visiting Japan in 1997, he realized the power of popular cartoon characters in communicating across language and cultural differences. This inspired him to transform figures from The Simpsons, Snoopy, and The Smurfs, creating versions with his signature Xs as their eyes. This epiphany nurtured his impulse to create art that’s approachable to the broadest audience possible.
1997年に日本を訪れたとき、彼は言語や文化の違いを超えてコミュニケーションする上で人気のある漫画のキャラクターの力に気づきました。 これにより、彼はシンプソンズ、スヌーピー、スマーフのフィギュアを変形させ、彼の作風の代名詞的な存在であるXを目とする作品を生み出しました。 このエピファニー(突然の目覚ましい理解の「感覚」)は、可能な限り幅広い聴衆に親しみやすいアートを作成するという彼の衝動を育みました。
…とのこと。
そんなわけで、日本人の皆さんは、カウズさんのアート作品からなんとなーく身近な印象を感じられたりするのかも?
独特の雰囲気をお楽しみください。
五番街側から見た様子
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