前回は、先日、発表された
アメリカの国勢調査の結果を受けまして、改めて久しぶりにニューヨークの「多様性」の魅力に関する過去ログを振り返ってみたのですが、その下調べ中に、なぜか、この冒頭の写真の黄色い「ゆるキャラ」が出てきました。
これ、何の「ゆるキャラ」かとか、キャラの名前とか、覚えている方、いらっしゃいますか?
ヒント、その1。アメリカと大きな関係があります。
ヒント、その2。以下のような感じで、キャラクター人形もいっぱい作られてます。
それでは、答え。
この黄色いナゾの「ゆるキャラ」は、アメリカ大使館をPRするために2013年に誕生した「ゆるキャラ」。
アメリカの多様性と夢、明るさ、親しさ、個性尊重などを象徴しているジェリービーンズ(Jelly Beans、直訳すると「ゼリー豆」)から生まれたそうで、名前はアメリカ文学の主人公、トム・ソーヤーにちなみ、漢字は可能性の『豆』と『夢』をあわせて、『豆夢』(トム、Tom)くん、とのこと。
当時は、一応、日本のテレビ番組などでも紹介されておりました。
なぜ、「多様性」で調べたときに出てきたのかと言いますと、アメリカでは、以下のような感じで多種多様の色や味のジェリービーンズを売っておりまして、たぶん、ジェリービーンズが、アメリカの多様性や個性尊重などを象徴してるということだったのでしょう。
そう、シンプルに一言で言うと、この『豆夢』くんは、一応、アメリカの「多様性」を表現したという他に類例を見ない、結構、レアな「ゆるキャラ」なのです。
まぁ、でも、日本では、そもそもジェリービーンズ自体がそれほど広く知られておりませんし、普通、「ジェリービーンズから生まれた…」と聞いて、「あー、アメリカの多様性や個性尊重を象徴してるのね…」みたいにピンとくる人は、あまり多くないのかも?
でも、そうなると、なぜ、アメリカ大使館がこの「ゆるキャラ」なの?っていう説明が、日本国内ではかなり面倒っていうか、たぶん、行く先々で、アメリカについて話すよりもジェリービーンズの説明をたくさんしなくちゃいけなくなったりしたのでしょうね、最近、この『豆夢』くんの情報を見かけません。
アメリカではとてもポピュラーなお菓子ジェリービーンズ
〔ご参考〕
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