しかも、このアート、パッと見ただけじゃ何を表現しているのか、さっぱり分からないのです。だって、アートと言っても、この作品、高さ40フィート(約12メートル)ほどもある大西洋白杉(Atlantic white cedar trees)という木を49本も集め、適当な間隔で植えてあるだけなのですよ。
木登り系アスレチックでも作ってるのかと思う人もいるかも?
実は、これらの木の出どころが重要なポイントのようでして、公式サイトの説明によると、ニュージャージー州のパイン・バレンズ(Pine Barrens)の「脆弱な生態系での再生努力の一環として伐採される予定」(slated to be cleared as part of regeneration efforts in the fragile ecosystem)だった木々を:
「かつて活気に満ちていたけど今は死んでいる森」 (a dead woodland that was once vibrant)
の証拠として、ここにもってきたのだそうです。
だから、『オバケの森』って名付けられているんですって。へぇー。
環境保護活動家でもあるアーティストのMaya Linさんの作品で、迫りくる環境破壊の大きな影響を表現したメタファー(a metaphor of the outsized impact of a looming environmental calamity)なのだそうです。