
アメリカに住んでいれば必ず見聞きするアメリカ文化・ライフスタイルの1つが、夏休みの間、子どもたち向けに開催される
「サマー・キャンプ」(Summer Camp)。
キャンプと言っても、宿泊せずに自宅から通う「デー・キャンプ」(Day Camp)と呼ばれるものや、また、例えば、理科の観察や実験などのほか算数・作文・読書などなどアカデミックな内容に特化した「サマー・スクール」(Summer School)と呼ばれるものなど、開催場所や形式も千差万別、多種多様、いろいろなタイプがありますが、いずれもとてもポピュラーで一般的。
コロナ禍の影響で、昨年、その大半が中止や開催を見送られましたが、今年は、コロナ禍に対応したCDCによる新しいガイドライン、つまり、手引きや指導のもと、「サマー・キャンプ」、「デー・キャンプ」、「サマー・スクール」が復活!!
ということで、
うちのブログではお馴染みのNBC Nightly News Kids Edition(NBCナイトリー・ニュース・キッズ・エディション)でどのように伝えているのか気になりまして、直近、4月29日の放送分を確認してみました。
なにしろ、アメリカで「サマー・キャンプ」、「デー・キャンプ」、「サマー・スクール」が開催される時期は、ちょうど東京オリンピックが開催される予定の時期(7月23日~8月8日)と同じくらいの時期ですし、それらに参加する子どもたちの多くは、まだワクチン接種が済んでいないでしょうから・・・。
そのくらいの時期に、人が集まるイベントを開催する際に、どういう考え方をして、どういう対策をしたら良いのか・・・等など何かしらの参考になるかもしれません。
なお、
前回も含めてすでに、度々、お伝えしてますが、アメリカでは:
21日、バイデン大統領が「米国内でのワクチン接種が2億回に到達しました」と発表。3人に一人のアメリカ人はすでに一回以上のワクチン接種を済ませており(成人では50%以上、さらに高齢者に限ると80%程がワクチン接種済)、現時点では16歳以上の誰もがワクチン接種可能になってます。
・・・ということで急速にワクチン接種が進められ、コロナ前の平凡な生活・暮らしを取り戻せるという期待や空気感も、日々、急速に高まっておりまして、4月29日には、ニューヨークのデブラシオ市長が:
かつて新型コロナウィルスの(米国内の)震源地であったニューヨーク市は、7月1日に「全面再開」する と発表。
そうなのです。アメリカの中でも最もひどいコロナ禍に襲われ、これまでに10万人近い感染者と3万人を超える死者を出してきたニューヨーク市も、急速に進んだワクチン接種によりまして、7月1日に「全面再開」と市長さんが発表できる状況になってるのです。
まぁ、とにかく、そんな背景から、今回、指摘されていたポイントは、以下のとおりです。
アメリカ文化・ライフスタイルの1つ
「サマー・キャンプ」、「デー・キャンプ」、「サマー・スクール」が復活へ!!
今年は、コロナ禍に対応したCDCによる新しいガイドライン、つまり、手引きや指導に基づいて開催
その内容は、例えば、毎日必ず問診・検温基本的に野外での活動(バスでの移動時には必ず窓を開ける)ソーシャル・ディスタンスを確保指導員やスタッフはワクチン必須マスク着用・・・等など
従来は室内になることが多い食事やアート教室なども野外で行う
ちなみに、このニュースに出てくる映像の多くはマスクしてなかったり、
ソーシャル・ディスタンスが不十分だったりしますが、コロナ以前のサマー・キャンプ映像です
(コロナ後は大半が中止され映像がないのだと思います)
なお、サマー・キャンプに限らず、CDCは、ワクチン接種済の人々向けに新しいガイドラインを出してます
それによると、”No mask needed outdoors:- If alone, - in small groups"(野外で一人、または少人数ならマスクしなくても良い)とのこと…
まぁ、でも、まだしばらく外出時にはどんな状況でも、マスクしていた方が良いと思います
最後にオマケ(10:08~)女子高生のリレーのアンカーが、突然、飛び出してきたワンちゃんにゴール前で抜かれる場面が地元のニュースになったというホノボノとした話題
「ゴール前ですごい歓声になったのでずいぶん大勢の観客がいるのねと思ったの:)」とのこと
Supermoon: How Did The Pink Moon Get Its Name? | Nightly News: Kids Edition
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