
いかにもニューヨークらしい、最新コロナ対策情報を1つ。
21日、バイデン大統領が「米国内でのワクチン接種が2億回に到達しました」と発表。3人に一人のアメリカ人はすでに一回以上のワクチン接種を済ませており(成人では50%以上、さらに高齢者に限ると80%程がワクチン接種済)、現時点では16歳以上の誰もがワクチン接種可能になってます。
・・・とのこと。
さらに、その後のニュースでも:
などと、ニューヨーク市や州政府は、より多くの人々がワクチンを接種しやすい環境作りをちゃんと進めているみたいです。
中には、たぶん世界的にもかなり珍しい、ユニークなワクチン接種所も新しく設けられておりまして、その1つが、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)内の巨大なくじらの下のワクチン接種所。
早速、昨日23日、地元のニュースでは:
・・・との一報。
なお、ここでワクチン接種するともらえる景品(Freebies)とは、合計4人までのグループで使える自然史博物館への入場券だそうです。
あと、このニュース、アメリカ自然史博物館の中でも最も有名な展示物である巨大なクジラの下でワクチン接種ということで、ローカル・メディアだけでなく、旅行情報系のメディアで取り上げられてたりもします。
例えば、こんな感じ:
それにしても、ニューヨークの行政関係者の方々って、より多くの人々にワクチン接種してもらうために、いろいろなアイデアがあると思いますけど、自然史博物館のあの巨大なクジラの下で・・・とか、さらに、そこでワクチン接種したら自然史博物館の入場券、しかも4人までのグループ(つまり、家族)で使える入場券をもらえちゃう・・・とか、こういう時の話題作りがお洒落。気がきいているというか、まぁ、とにかく、お上手ですよね。
今回、あの巨大なクジラのヒレの部分にワクチン接種したあとにするバンドエイド(巨大クジラにあわせて巨大なバンドエイド)を、わざわざとりつけてたりするのも、ほのぼのとしていて、可愛いですし、いかにも自然史博物館っぽい素朴なユーモアを感じます。学ぶこと多しです。
以下、ご参考まで。
お泊り会が開催されたりするあの巨大クジラの下がワクチン接種所に
わざわざ巨大なバンドエイドを貼る演出とかほのぼのしていて可愛いです
自然史博物館公式サイトのトップページも今、行くとこんな感じに
ヒレのバンドエイドがチャームポイント
あと、自然史博物館の公式ツイートによりますとここでワクチン接種するとこの「私はクジラの下でワクチン接種しました」”I got vaccinated... under the whale!”ステッカーも、もらえるそうです
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