前回に続いて、今年2021年1月1日、ミッドタウンの31~33丁目間の8~9番街間(8番街が正面入口)にオープンしたばかりの、ペンシルバニア駅が拡張して作られた新しいトレイン・ホールの「モイニハン・トレイン・ホール」(Moynihan Train Hall、略してMTH)のご案内。
今回、初めてモイニハン・トレイン・ホールを訪れて、驚いた場所の1つが、この冒頭の写真、立ち食いそば屋さん的なバー・テーブル。
ご覧のとおり、このバー・テーブル、利用者の目前には、ガラスの壁。
そして、そのガラス越しに、モイニハン・トレイン・ホール最大の見所である中央メイン・ホールの行き交う人々の様子を眺められるようになってます。
よく見ると、テーブルの横の部分には、1つのテーブルにつき3箇所ほど自由に使える電源、つまり、コンセントやUSBケーブルの差し込み口もついておりまして、その電源の間隔によって、適度なソーシャル・ディスタンスを維持できる感じ…。
多種多様、様々な公共施設があるニューヨークでも、こんな感じのバー・テーブルが作られたのは、たぶん、ここが初めてかも?
実は、このすぐ近く、駅舎内にスターバックス・コーヒーのお店があるんですけど、そこにテーブル席のようなものは、現在、まったく置いてありません。その代わり、そのスタバでコーヒーとか食べ物などを買った人々は、このバー・テーブルを使って飲食しているようです。
これなら、コロナ禍でも、ソーシャル・ディスタンスを維持しながら、安心、安全に飲食できる、というワケ。
このモイニハン・トレイン・ホールの建設工事が大詰めを迎えたのは、コロナ禍真っ最中の昨年2010年のことですから、たぶん、新柄コロナウィルスやその他の感染症への対策のアイデアの1つとして、通常のテーブル席ではなく、このようなバー・テーブルを設置してみたのかもしれません。
今後、同じようなコンセプトのバー・テーブルが増えるかも?
以下、そんなバー・テーブル周辺の様子を、ご参考まで。
すぐ近くにあるスターバックスのお店ソーシャル・ディスタンスを維持しながら並ぶお客さんの様子
店頭スペースは、結構、広々してますが、テーブル席は1つも用意してありません
立って飲食できるバー・テーブルがずらり
1つのバーにつき3箇所、自由に使える無料の電源もあって無料のWIFIも飛んでますのでパソコンでインターネット接続している方々もチラホラみかけます
コンセントの他、USBケーブルの差込口も
まぁ、でも、旅慣れてる方々は、通常の電源コンセントに差し込むUSBケーブルのコンバーターとか持参してるようですね
興味深いです
〔ご参考〕
【モイニハン・トレイン・ホール(Moynihan Train Hall)特集】
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