前回に続いて、今年2021年1月1日、ミッドタウンの31~33丁目間の8~9番街間(8番街が正面入口)にオープンしたばかりの、ペンシルバニア駅が拡張して作られた新しいトレイン・ホールの「モイニハン・トレイン・ホール」(Moynihan Train Hall、略してMTH)のご案内。
お役立ち情報を1つ。
モイニハン・トレイン・ホールの31丁目沿いの出入口から入ってすぐの場所には、無料で自由に使える公衆トイレ(しかも新しいのでめっちゃ綺麗)と、冒頭の写真のようなペットボトルや水筒用の自動給水器・給水所がございます。
お洒落に水筒をぶらさげている水筒女子もニューヨークの街角で増加中
そう言えば、最近、日本でも
SDGsへの関心が高まっているようですし、それ以上に重要なのが、つい先日、3月9日に日本政府が、
プラスチックごみの削減やリサイクルの促進を目指す「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定したということ。
報道によると、このプラスチック新法案、今国会での成立と2022年度の施行を目指してまして、使い捨てのスプーンやストローなどのプラスチック製品の削減(そのための有料化も検討)を飲食店などに求めたり、リサイクルしやすい製品設計の認定制度を新たに設けるそうです。
…というワケで、たぶん、使い捨てのプラスチック製ペットボトルの削減につながる、このような給水器・給水所は、今後、日本でも増えるかもしれません。
ニューヨークの取り組み事例が参考になれば幸甚です。
以下、ご参考まで。
31丁目の出入口から入ってすぐ左手車椅子でも利用できます
Dear New York, This is for You.(親愛なるニューヨーク、これはあなたのために)
新しくオープンしたモイニハン・トレイン・ホールのキャッチコピーのようなものだと思いますけど、歴史的な背景とか分かってるととても心にしみますね
給水器自体は、もはやNYでは毎度お馴染みの機種ですが今年2021年1月1日にオープンしたばかりなので、1日うん十万人が利用する駅にもかかわらずまだ1131回しか利用されてません
ちなみに、ここに書かれてる英語は:
”Helped eliminate waste from 1131 disposable plastic bottles”
(1131本分の使い捨てプラスチック・ボトルを廃棄物にせず再利用するのを助けました)
〔ご参考〕
【モイニハン・トレイン・ホール(Moynihan Train Hall)特集】
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