前回に続いて、今年2021年1月1日、ミッドタウンの31~33丁目間の8~9番街間(8番街が正面入口)にオープンしたばかりの、
ペンシルバニア駅が拡張して作られた新しいトレイン・ホールの「モイニハン・トレイン・ホール」(Moynihan Train Hall、略してMTH)のご案内。
すでに前回、パルテノン神殿みたいな外観をお届けしましたので、今回は、出入口付近の様子です。
このトレイン・ホールには8番街の正面入口の他、いくつか出入口がありますが、おすすめは、31丁目沿いの8~9番街間の出入口。
赤い⇒の位置が、31丁目沿いの8~9番街間の出入口なぜなら、ここから入ると、冒頭の写真のような、いかにもニューヨークっぽい高層ビル群、摩天楼をモチーフにしたアート作品がお出迎えしてくれるから。
しかも、ご覧のとおり、天井から吊るされた状態なのですよー!!
これは、圧巻。
いかにもニューヨークっぽいアート作品。
建築事務所「McKim, Mead & Whit」による設計・建築で1910年に完成し、1964年に破壊・解体された旧ペンシルバニア駅は、その美しい建築デザインや芸術性が有名で、駅舎という実用面だけではなく、パブリック・アートとして多くの人々の心を満たしていたという歴史的な背景がございまして、そうした歴史を受け継ぎ、今回、新たに復活したこの新しい「モイニハン・トレイン・ホール」でも、パブリック・アートの展示に力を入れているのです。
そりゃ、まぁ、そうなりますよね。だって、1910年より現在の方が、アートやデザインの美しさや素晴らしさとか、それらによる創造力への刺激や活力が人間が生きていくうえで、どれほど大切なものなのか、ずっとよく理解してますからね。
具体的には、現時点では、以下の3作品:
あと、この新しいトレイン・ホール構内の見所スポットに印などがつけられた
構内地図(MTH Map)にも、これらのパブリック・アート作品は、見所スポットの1つとして、紹介されてますよ。
星印2番が、今回ご案内しているElmgreen & Dragsetの作品
天井から巨大な摩天楼アート
入ってすぐアートがお出迎えというのもニューヨークらしいです
真下から見上げた様子
斜め下から見た様子
記念写真スポットになりそう
よく見てみると多種多様、いろいろなデザインのビルがあり、多様性の街であるニューヨークっぽさも感じます
「建築美」が好きな人には特におすすめでしょう
〔ご参考〕
【モイニハン・トレイン・ホール(Moynihan Train Hall)特集】
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