
前回の続きで、ニューヨークの老舗デパート、サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)から。
コロナ禍の今年、世界最速ペースで感染が拡大していたニューヨークでは、3月22日、クオモ州知事が、
生活必需品を取り扱わない小売店・事業者の100%完全閉鎖
(100% Closure of Non-Essential Businesses Statewide)
いわゆる
『ロックダウン』(Lockdown)を
発表しまして、世界中の大ニュースになりました。
そのほかサックス・フィフス・アベニュー内に入店している世界的有名ブランドも、それぞれ、独自のコロナ対策を行っておりまして、中には、なかなかユニークなものも。
例えば、冒頭の写真のお店、世界的有名ブランドのグッチ(Gucci)。
ご覧のとおり、店頭に人の流れを規制するベルト・パーティション(belt partition)が置かれ、今まで見たことない光景。
それだけではございません。
ベルト・パーティションのない出入口部分にミニ・テーブルが置かれてまして、その上に、消毒液、無料でもらえるマスク、そして、グッチ独自のコロナ対策を呼びかける、さすがグッチ⁉という感じの極めて独自色の強い、独特のテイストのイラスト付きのボードが置いてあるのです。
これは、言葉で説明するよりも見てもらった方が早いと思いますので、以下、その『グッチ独自のコロナ対策呼びかけボード』など、御覧ください。