前回 の続きで、セントラルパーク内の芝生広場(Ceder Hill)から。
青空バレエ教室とか、何かしらのエクササイズのクラスなど、前回は、地元のニューヨーカーの方々がこの芝生の上でやっている運動系のお話を中心にお届け致しましたが、セントラルパークの芝生広場と言えば、やっぱりコレ!
ピクニック。
ちなみに、コロナ禍のニューヨークでは、この夏、コロナウィルスへの感染予防のため公園でのピクニック人気が高まり、ちょっとしたブーム になっているんですって。
で、さらに、そんなニューヨークの『公園ピクニックのブーム』に目をつけたのが、地元ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちで、大学も地元のコロンビア大学卒という、25歳のサム・コリンズ(Sam Collins)さん。
本業は、フリーランスのソフトウェア・デベロッパー。
コロナ前に請負っていた「イタリアの旅行者が旅程を計画するのに役立つアプリ」開発のお仕事がいったん見送りになったこともありまして、自分が土地勘のあるニューヨーク市内の公園でピクニックする方々のために、所定のレストラン(7月にニュースになった時点では、17店)から食事を、ピンポイントで公園内へデリバリーする
『ピクニックポスト』(PicnicPost) を一人で開発し:
Have App, Will Deliver: NYC Picnic Boom Has One Techie Dreaming Big アプリを入れたらデリバリーします:ニューヨーク市のピクニック・ブームは一人の技術者に大きな夢を描かせる…などと、このブルームバーグ他、ワシントン・ポスト、クレインズ・ニューヨークなどでニュースに。すごーい。
ピクニックポスト(PicnicPost) 公式サイトには”PicnicPost is a delivery service for the parks of New York.” (ピクニックポストは、ニューヨークの公園 のための配送サービスです) との説明。まさにニューヨークならでは。 ブルームバーグでは、公式ツイッター上でコリンズさんへのインタビュー動画まで公開しております。
また、このブルームバーグの記事によると、まだ、1日10件ほどのオーダーで、デリバリー料5ドルとチップ(食事の値段の20%ほど)による一日の売上は、だいたい70~80ドルほどということで、コリンズさんによるワンオペ、つまり一人だけで運営してるそうですが、それでも、コリンズさんは:
“It’s not so much about how much money I make, it’s more about the experience of starting a business,” Collins said. “Especially after being quarantined for so long, I had such a desire to see people and talk to people, that’s been so refreshing.” 「ボクがどれだけのお金を稼ぐかよりも、事業を立ち上げる経験のためにやっている感じです」とコリンズは言いました。 「特に、長い間、コロナ禍で自宅での巣ごもりが続いたあと、人々に会って話をしたいなってボクは強く思うようになってましたから、(自分がデリバリーして人々に会うことで)とてもリフレッシュされるのです。」 …とのこと。さすが根っからのニューヨーカー。
今風 に言えば、とても"
Resilient"。コロナ禍真っ最中でも、新しいことに挑戦し、前向きに今を生きてます。
以下、セントラルパークの芝生広場での楽しいピクニック風景、ご参考まで。
じゃーん ところで、なんでアメリカでピクニックって言うと 赤チェックの敷物が定番なのでしょう? バターフィールド で調達してきた美味しい食事でピクニック ユダヤ系食文化の代名詞的食べ物の1つ、 ”Matzo Ball Soup”、マッツォ・ボール・スープ バターフィールドならではって感じの、 見た目も楽しいベジタブル・ピザ 特に、トマトとマッシュルーム周りはチーズと相まって、めっちゃ美味しい! VIDEO 〔ご参考〕
〔コロナ禍のセントラル・パーク特集〕
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