8月24日、ニューヨークのデブラシオ市長は、「この9月からはじまる新学期、ニューヨーク市のあらゆる学校は、所定の手続きをすればその学校周辺の道路や公園で『屋外(野外)学習』(Outdoor Learning)をしても良い」と、突然、発表。市長曰く、学校の周りで屋外学習させろというデモの声や、すでにイタリア、デンマーク、ノルウェーなどでは野外学習が実施されていることなどを勘案したそうです。
なお、ニューヨーク市では、すでに学校のクラス内(in-class)と自宅での遠隔学習(remote learning)の2つの方法が認められてますので(生徒の希望で選択可能)、これで、3つ目の方法が出てきたことになりますね。
さすが、多様性の街。
いろいろな考え方の人が集まっているため、いろいろな学校の再開の方法が出てくるのでしょう。いろいろ試してくれるので、ひょっとすると日本の参考になる事例もあるかもしれません。
ただし、この発表のタイミングが、9月の新学期までわずかしかなく、9月4日までに許可を得るためには本日8月28日(金)までに申請しないといけないということで、学校関係者、特に教員組合などからは大ブーイングが出てまして:
・・・など、報道の多くも、新型コロナウィルスの感染予防対策としての屋外学習そのものは良いとしても、発表のタイミングについて批判的。
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