前回の続きで、メイシーズ店内の新感覚小売店ストーリー、「feel good!」編特集。
今回、全体のテーマは”Feel Good!”(良い気分)ですが、そのテーマに関連しつつ、多種多様の異なる用途の雑貨やその他の品々の『同じ色』のものを1箇所にまとめて展示するのも、このストーリーの特徴の1つ。
実際に買うかどうかは別にして、日頃、どこかのお店に行くときは、自分が買いたいもの、欲しいもの、興味があるものが取り揃えられているコーナーを見ることが多いため、ただシンプルに『同じ色』でまとめられてる品々を見るのは、ちょっと不思議な感覚で、何かと発見もあったりして、興味深く感じます。
また、かなり昔から、アメリカには、色の違いによる心理的な効果や色のパワーなどに関して諸説ありまして、軽く調べてみても、例えば、今、自分が好きな色によって、今の自分のパーソナリティや、モチベーションとか生産性などが分かる・・・なんて記事も:
Color psychology: What does your favorite color say about your personality?
色の心理学:あなたのお気に入りの色は、あなたの性格について何て言っているのでしょう?
赤が「恋人」(Lover)や「親密さ」(Intimacy)、根本的に「他者とのつながり」(Connect to Others)を意味するというのは、なんとなく日米共通の色彩感覚のような気がしますけど、オレンジ色が「マジシャン」(Magician)や「パワー」(Power)で、それよりほんのちょっと濃いオレンジになると「ヒーロー」(Hero)や「熟達」(Mastery)になるみたいな感覚やイメージは、アメリカならではかも?
『色の心理学』(Color Psychology)には、必然的に、比較文化学や社会学の要素も含まれる気がします。

ちなみに、この上のカラーチャートとその色の持つ印象やイメージによると、うちのブログの色合いのメイン・カラーになってる青色系は、水色は「アーティスト」(Artist)や「イノベーション」(Innovation)、青は「統治者」(Ruler)や「コントロール」(Control)、濃い青だと「介護者」(Caregiver)や「サービス」(Service)。
あら? 青ってそんなイメージでしたっけ?
青は、爽やかな清涼飲料水(ポカリスエットのCMみたいな感じ)とか、落ち着いた静かな雰囲気の印象があるんですけど。
色の持つ印象やイメージには、やはり、日米間で文化の違いがありそう。っていうか、そもそもアメリカ国内の『色に関する印象やイメージ』にも、実は、諸説あり、まだ、そんなに定まってないのかも?
例えば、黄色が「楽観主義」(Optimism)や「明快さ」(Clarity)等などと、上のカラーチャートとはぜんぜん違う、色ごとの企業のロゴマークをまとめた、以下のような「カラー・エモーション・ガイド」(Color Emotion Guide)もあったりします。
これだと、青は「信頼」(Trust)とか「強さ」(Strength)など…
冒頭の写真、ストーリー内の青色の品々をまとめたコーナーにも、いろいろなイメージの品々があります。以下、ご参考まで。
青い顔パックのイラストのパッケージみずみずしさを感じさせます
水をイメージさせる青水を意味する”Aqua”(アクア)の文字とかも
お茶関連のグッズいろいろ
日本では、お茶の葉を入れるケースは緑や茶色のものが多いイメージですけどこちらでは、青とか、その他、カラフル
Tea Dropsのベストセラーお茶セットBest Sellers Tea Set - Citrus Ginger, Sweet Peppermint,Rose Earl Grey
Nathalia Westmacott Brownさんの
”A Little Book of Self Care: Breathwork”呼吸法の本も、青色系
呼吸で、Overcome your fears(恐れや心配を克服する)方法など解説するイラストとかも青色系
【Macy's内ストーリー、”feel good!”特集】
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