前回の続きで、コロナ対策して再オープンしました老舗デパート、メイシーズ(Macy's)のニューヨーク本店から。
コロナ対策のボードなどに加え、1階の化粧品売場の一角で見かけたのが、上の写真、バービー人形(Barbie)のコーナー。
正式名称は、"Macy's Barbie x PUR Cosmetics"。
イベント紹介サイト(
The Vendry)によると、メイシーズとバービーとコスメ・ブランドのコラボ企画で、
インターラクティブにお買い物もできる『美のポップアップ』(an interactive shopable beauty pop-up)なのですって。へぇー。
「ポップアップ」だから期間限定なのですけど、こんなところにもコロナの影響がじわじわ出ているようでして、当初の予定では2020年4月までだったのが、7月でもそのままありました。営業自粛でお店を閉めていた分、期間が長引いているのかも? あるいは、この次の企画がコロナのため延期とかキャンセルになってる可能性もありますね。
で、せっかくなので、この『美のポップアップ』をよく見てみますと、なかなか興味深いバービー人形を見つけました。
”First Black Barbie”(最初の黒いバービー)と名付けられている以下のアフリカン・アメリカン、黒人のバービーです。
40th Anniversary First Black Barbie $39.99マテル公式サイト上の紹介
とても魅力的な表情さすが、First Black Barbie
なので、この”First Black Barbie”(最初の黒いバービー)のこととかも、何かニュースになってたりしないかな?と調べてみましたら、ビックリ。ちょうど今週、「黒人のバービーを大統領にするための大統領選挙のキャンペーン・チーム」セットを発売開始っていうニュースが続々と法報じられているんですよー:
しかも、「黒人のバービーを大統領にするための大統領選挙のキャンペーン・チーム」のお仕事・・・と言っても、資金集め(Campaign Fundraiser)、選挙対策本部長・指揮官(Campaign Manager)、候補者(Candidate)、投票者(Voter)など多様な役割があるのですけれど、これらをすべてひっくるめ、バービー2020のキャリア・オブ・ザ・イヤー(Carrier of the Year、今年の職業)になっているのです。
人種や男女などに関連する様々な差別の問題と向き合って、大統領選挙を通じ、多様性のある社会を実現しようっていうメッセージですかね。興味深い。
子どもだけじゃなくて、アメリカの文化や近代史を研究されてる大学の先生なども、この「黒人のバービーを大統領にするための大統領選挙のキャンペーン・チーム」のバービー人形セット、お買い求めになられてみては如何でしょう?
マテル公式 "Campaign Team"
よく見ると、このキャンペーン・チームその役割だけじゃなく、髪や肌の色、人種もいろいろ多様性のある4人の女性になってるんですね
あと、大統領選のキャンペーン・チームというくくりに投票者(Voter)が入ってまして、つまり、これ、選挙権を持つすべての人々、みんなでより良い未来を築いていこうってことなのでしょうね
バービーの『美のポップアップ』(an interactive shopable beauty pop-up)メイシーズNY本店一階、化粧品売り場の中に登場中
壁に、”Never lose your sparkle”「あなたの輝きを失わないで」
メイクをしてもらえるコーナーや、記念写真を撮影できる大型のバービーの箱などいろいろあります
多様性のあるバービーのほかに定番のバービーもこんな感じで展示
いろいろと多様性を表現するようになった結果、定番のかたちから、伝統芸能的な美しさを
感じるようになってきたかも〔ご参考〕
【コロナ対策して再オープンしたメイシーズ特集】
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