ニューヨークでも、フェーズ2から小売店が再開、リオープン。
もちろん、6フィート(約2メートル)のソーシャル・ディスタンシングを保ったり、マスクの着用を義務付けたり、入店可能な人数をキャパシティの50%に制限する・・・等々の『新型コロナウィルスの感染予防対策』の制限付き。
高級ブランド店や高級デパートなど、そのお店がラグジャリーになればなるほど『新型コロナウィルスの感染予防対策』も、より「ハイエンド」(“high-end”)で念入りなものになる傾向があるようで:
Phase 2: How NYC’s luxury stores prepared to reopen
フェーズ2:どのようにNY市の高級店は営業再開を準備するのか
・・・などと、美容やファッションなどのトレンドに強い”Glossy”も独自の視点から特集。
特に、世界的に有名なショッピング通りのニューヨークの五番街あたりにある高級ブランド店や高級デパートでは、その傾向が顕著なのか、五番街の商工会議所的な存在の”the Fifth Avenue Association”のプレジデントのJerome Barthさんも「みんなフェーズ2をずっと待ってました」(“Everyone has been waiting for Phase 2”) とのこと。
また、五番街沿いには、世界を代表する一流ブランドの特別なお店、旗艦店(フラグシップ・ストア)が数多く存在するため、「どのようにコロナ禍から小売店が回復・復活するかのストーリーが語られている」という視点で:
A walk down Fifth Avenue: what reopening looks like for luxury brands
The flagship stores in Manhattan's premier shopping district tell a story about retail recovery during the pandemic.
五番街をお散歩:高級ブランドにとって店舗の営業再開はどのようなものなのか
マンハッタンのプレミア買い物地区の旗艦店は、パンデミックの中で小売店がどのように復活するかの物語を語る
・・・と、thinknumに6月30日付けで、今、五番街の主なお店がどういう状況なのかがわかる地図付きの特集記事。
ただし、五番街にあるすべてのお店が万全に準備できてるわけではないようで、高級ブランド店のヴァレンチノ(Valentino)は:
...because the coronavirus is stopping it from conducting “high-end” business
コロナウィルスのせいで『ハイエンド』ビジネスを行えないから...
Even if such restrictions are eased (at some point), continued social distancing, as well as other limitations, will make it impossible for Valentino to operate its boutique as initially envisioned under the Lease,
もし規制が多少緩和されても、ソーシャル・ディスタンシングやその他の制限が続けば、ヴァレンチノは、その小売店舗をリース締結時に思い描いていたようには運営できない。
まぁ、確かに、言われてみれば、高級なお店はそれに応じたコロナ対策を期待されちゃうわけでして、ハイエンド・ブランド、ハイエンド・デパートならではのハイエンドなコロナ対策とは?・・・ってなると、お金もかかるし、なにかと思い通りいかないことも多いのでしょうね。
単に安全なだけじゃなく、空間デザイン的なものとかも考えなきゃいけないでしょうし。
とにかく、今、実際、どんな感じになってるのか気になるので、五番街のお店を見にいってみましょー。
五番街沿いの正面入口前ドアマンのおじさんがお出迎えおじさん曰く、今は事前にアポイントしたお客さんのみ入店できるのだとか(但し、空いてれば、その場ですぐにアポ入れする裏技もあるにはあるそうです)なお、事前アポイントは、公式サイトの特設ページかお電話でできるそうです入り口のドアには、まだフェーズ1の段階の頃の告知ビラがそのまま張り出されてました5番街沿いのカルティエ(Cartier)
5番街沿いの正面入口は閉まってまして・・・こちらも、事前のアポイントが必要との告知ビラさらに、入店するお客さんの数や動きを制限するため入り口は、ストリート沿いという念の入れよう五番街沿いのザラ(ZARA)店頭に行列今、問題になってるヴァレンチノの五番街店、693 Fifth
ここは、その昔、高島屋ニューヨークでした
日本のデパートのあの高島屋さんです
懐かしいと思う方もいるのでは?
あと、この693 Fifthの上の階には
賃貸オフィス・スペースもあるようで
このコロナ禍でも、デジタル・マーケティング会社が
SOHOのWeWorkから新規入居してきて
業種によって、コロナの影響は大分違うみたい
〔ご参考〕・https://www.bergdorfgoodman.com/c/bg-appointments-cat643704:バーグドルフ公式、事前アポ入れページ
アポイント取ったり、行列に並ぶのが面倒くさかったので、今回、挙げたお店の店内の様子はスルーさせて頂きましたが、次回、同じく五番街沿いのNYを代表する老舗高級デパートのサックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)の店内を、がっつり特集いたしますので、お楽しみに。
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