Chama Mama(チャマ・ママ)
また、先日「今週からニューヨーク市はフェーズ2、”Al Fresco”が注目のキーワード」で詳しくお伝えしたとおり、現在、ニューヨークの飲食業界では、「アウトドア・ダイニング」を意味する”Al Fresco”、”Al Fresco Dining”が、コロナ禍によるダメージからの経済復興のための鍵。NY市の発表によりますと、レストランや飲食店の前の歩道(Sidewalk)だけではなく車道(Roadway)にもテーブル席を出せるようにすることで「5千の飲食店とそこで働く4万5千もの雇用を救う」(”…these steps are expected to help save 5,000 restaurants and 45,000 jobs.”とのこと。各所でニュースにも・・・。
というワケで、ニューヨークのレストランを救うためにも、久しぶりにレストランでのお食事にやって参りましたー。
場所は、チェルシー地区の南端、14丁目沿い、6番街と7番街の間。
Chama Mama(チャマ・ママ)は、hoodline.comの記事によると、昨年2019年3月にオープンした直後から高評価レビュー続出のジョージア料理(元ソビエト、トルコに隣接し東欧料理と中東料理がミックスした感じのユニークなお料理が特徴)のレストラン。
つまり、今、ニューヨークで最高のお料理を出すお店の1つ。
コロナ禍直前、今年2020年1月の
NYタイムズのレビューによると、このお店を経営するTamara Chubinidzeさんは、1991年のソビエト崩壊後の1996年、母親の死後、一言も英語を話せない父親と10代でニューヨークへ移住。お父さんはタクシー運転手で生計を立て、よくある移民の苦労を経て、なんやかんやありまして、ジョージア産の希少食材(このお店の料理の食材の一部やワインもジョージアからの輸入品、これがここのお料理の美味しさの理由の一端かも?)などを取り扱う輸入会社を立ち上げ成功し、その流れでこのレストランをオープンすることになったそうです。
どんなお料理がでてくるか、楽しみですよねー。
でも、まぁ、今回は、フェーズ2になった直後のニューヨークのレストラン(まだ店内での飲食は不可)という特殊な条件ですので、とりあえず、今、ニューヨークのレストランがどんな感じでコロナ対策してるのかとか、経済復興のため重要な鍵になる「アウトドア・ダイニング」ってのが、実際にどんな感じで行われているのかに関する現状レポートからお伝えし、次回、美味しいお料理を詳しくご紹介していこうと思います。
それでは、以下、ご参考まで。
店頭にBackyard(裏庭)オープンの看板もちろん、裏庭はアウトドアですまた、テイクアウトの行列ができたときに備えて同じく店頭、地面に6フィート間隔で、お店の人気メニューのイラストが描かれてますソーシャル・ディスタンスの確認用です
お店に入ってすぐの様子店内営業はまだできないので当たり前ですけど、一人もお客さんはいません不思議な雰囲気大きなガラス越しにキッチンが見えるちょっと変わったオープン・キッチンレストランの奥へ向かう通路さきほどのキッチン内にあるこんな形状の特殊な釜で自家製パン、ジョージアン・ブレッドを焼いてるそうです店内奥スペースにも誰もいませんそして、裏庭はこんな感じ観葉植物の初夏の緑、見上げれば青空奥に見えるのは、壁画のアート作品いかにもニューヨークらしい、めちゃめちゃ良い雰囲気なお、この壁画は、2017年11月、作者のOSGEMEOSのご本人さんが作業中の様子などご紹介したあの壁画なのですが、コロナの影響でここにできるはずの住宅の建設工事がストップしているため、今でもこの裏庭では、食事をしながら壁画アートを楽しめるお得な状況が続いてるそうです各テーブルに、ハンド・サニタイザー(消毒液)
お料理は、次回、詳しくご紹介しますがちょっと予告編茄子料理ケバブラム肉のジョージア式餃子独特な食感・お味の東欧料理系の餃子ですね可愛いイラスト付きのメニュー、左上に、『2019年のニューヨークのレストランの最高の料理ベスト15』(Robert Sietsema’s 15 Best Dishes of 2019)にも選ばれたAdjaruli khachapuri(チーズと卵を混ぜて食べる自家製パン)を発見!
これがAdjaruli khachapuri自家製パンが食べられるボウルになってましてその上に、程よく焼けたチーズそして、生卵?!さて、これ、どうやって食べるのでしょう?答えは、次回へ! お楽しみに
〔ご参考〕
Add: 149 W 14th St, New York, NY 10011
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