ここ数ヶ月、アメリカでは、外出規制・自粛で家から出れない子どもたちの教育のため、子どもたちを対象にしたリモート学習系の話題や情報が爆発的に増え てまして、例えば、有識者層の読者が多いニューヨーク・マガジンの5月29日付け特集はこんな感じ:
17 Online Best Classes for Kids 2020 2020年の子どもたちにとって最高のオンライン授業、17クラス厳選のうえ、17?!ものオンライン(まぁ、今は、それだけ多くの優れたオンライン・クラスがある証拠ですね)で学べるクラス情報をご紹介してくれてるのです。
そのカーン・アカデミーのオンライン・クラスの中でも、最近、特にオススメなのがあるんです。それは、あのディズニー社(Walt Disney World Organization)と協力し提供する無料のクラスで、授業内容は、なんと、ディズニー・ランドのつくり方!?
クラスの正式名は、”Imagineering in a Box”(イマジニアリング・イン・ア・ボックス) 。
カーン・アカデミーのいっぱいある科目の中の ”Arts and humanities”(芸術と人間性)内、 ”Storytelling”(ストーリーテリング)の中にある ”Imagineering in a Box” (イマジニアリング・イン・ア・ボックス) Imagineering(イマジニアリング)とは、Imagine(想像する)とEngineering(エンジニアリング)を合わせて作られた造語。その名の通り、特に、STEM(Science Technology Engineering Mathの略語) 教育の実技を学ぶ場みたいな感じなのだとか。
ディズニー好きな日本人の学生にとっては、めちゃめちゃ楽しい英語の教材にもなりそう?
また、ディズニー・ランドを創る方々のことをImagineer(イマジニア)と呼ぶそうで、このクラスでは生徒が自らイマジニアになりまして、以下の3つのレッスンを通じ、自分のオリジナルのテーマ・パークをつくるのです。
Lesson 1: Creating worlds (世界をつくる)Lesson 2: Designing attractions (アトラクションをデザインする)Lesson 3: Bringing characters to life (キャラクターに命を吹き込む)わー、おもしろそー。
で、ちょっと関連情報を調べてみたら、
この”Imagineering in a Box”でディズニー・ランドのつくり方を学んだ女子中学生のブリン・スミス(Brynn Smith)さんが、「流れるプール」(英語では、Lazy Riverと言います)のオリジナル・アトラクションのジオラマ を作っちゃった・・・という最近のニュース(
Disney program boosts West Branch STEM students 、ディズニーのプログラムがウェスト・ブランチの理系の生徒を後押し)を発見。
何そのニュース? 「流れるプール」のジオラマってどんなの?・・・って思いますよね。
はい、こんな感じです。
すごーい!! ディズニーらしく、お城もあり、お姫様も 独特の世界観、山のまわりに恐竜いっぱい ミッキー、ミニー、ドナルドも オンラインの世界で学ぶリモート学習で生徒が自らイマジニアになり ディズニー・ランドのつくり方を勉強し、 現実の世界でアトラクションのジオラマを創る ・・・そんな時代になりましたね
VIDEO
Imagineering in a Box | Introduction
〔ご参考〕
<リモート学習、オンライン・クラス関連特集>
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