
新型コロナへの感染を予防するための外出自粛・制限、いわゆるステイホーム(Stay Home)が続く中、ラジオの需要や人気が高まっているようです。
…a recent Nielsen survey found that 83% of consumers say they’re listening to as much or more radio as they were before the pandemic.
最新(3月20-22日実施)のニールセンの調査によると、83%の消費者が、パンデミック以前と同じか、より多くの時間、ラジオを聴くようになった
とのこと。冒頭の図のとおり、「コロナ前よりラジオを聴く時間が増えた」(28%)と「だいたい同じ」(55%)の合計で83%。「減った」(17%)と答えた人々の最大の理由は、「車に乗る時間が減った」(32%)からみたい。
また、ニールセンは、新型コロナ禍の危機の中、ラジオを聴く理由についても調査してまして、その結果は、以下のグラフの通り:
テレビや他のメディアと異なり、何かの作業をしながらでも聴くことができるからっていう回答が多いのでは?と思ったんですけど、ぜんぜん違ってまして、まず、「ラジオ=地域密着」が大きな魅力、強みのようです。もっとも多い回答は「自分が知りたい情報を得られるから」(53%)で、同率2位が「買い物に行ける営業中のお店を知れるから」(46%)と「自分のコミュニティとのつながりを感じられるから」(46%)の2つ。
そのほか「一人ぼっちではない気持ちになれるから」(44%)、「ストレスを軽減できる」(40%)、「不安やパニックを軽減できる」(37%)と続いてまして、ラジオは多くの人々に寄り添い、心の支えになっているということが、よく分かる結果になってます。
たぶん、日本でも、この機会に、ラジオを聴くようになったという方もいらっしゃるのでは?
せっかくなので、ニューヨークのラジオ局の現状を軽く探っていたところ、ニューヨークのローカル・ラジオおよびテレビ局で、PBS系列のWCNYが、以下のような新しい試みをはじめているそうです。ご参考まで。
平日の午前8時から夕方5時まで、TV Classroomという自宅学習の教材にもなるコンテンツを放送中ウェブサイト上でライブ配信も
インターネット・ラジオもやってましてクラシック、ジャズ、オールディーズの3種の音楽番組を無料で視聴可能です
NY時間の5月9日、今夜8時-10時(夕方5時から前座?)に”A Concert For Our Times”というコンサートとバーチャル・ウォッチ・パーティ開催予定〔ご参考〕
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