新型コロナに立ち向かう今、いろいろな情報が飛び交っておりますが、こんなステキな情報も!
ニューヨークのお隣、ニュージャージー州でのお話。
コロナ対策により、
Frames on Mainという本業の額縁屋さんが休業になっている間、新聞配達員をはじめたグレッグ・デイリーさんは、ある日、配達先のお家で、
コロナウィルスに感染するのを恐れ、外出して買い物に行けない88歳のお婆さんがいることに気づき、「なにか買ってきて欲しい物があるのなら、代わりに買ってきますよ」と申し出たところ、とても喜んでもらえたそうです。
買い物を届けると、何度も感謝され、最後にこんなお願いをされました:
「向かいの家のミラーさんにも、なにか買ってきて下さらない?」
そうなんですよー。買い物に行くのが怖くて困っているのは、このお婆ちゃんだけではなかったのです。「助けが必要な人は大勢いるのかも?」と感じたグレッグさんは、翌日、彼が配達するすべての新聞に、上図のような手紙を添えて配達することにしました。
どんな内容かと言いますと:
Good morning valued customer,
I hope this note finds you all well. My name is Greg Dailey and I deliver your newspaper every morning. I understand during these trying times it is difficult for some to get out of their house to get everyday necessities. I would like to offer my services free of charge to anyone who needs groceries, household products, etc. I will be shopping at Shoprite and McCaffery's and can deliver the goods directly to your front door.
If you would like to partake in this service, please send your detailed list (including the specifics such as size/quantity/brands) to either my email XXXXXXXX or cell phone number: XXX-XXX-XXXX along with any questions you may have!
Stay safe!
おはようございます、大切なお客様、
このメモが、皆さまに届きますように。わたしの名前はグレッグ・デイリーです。毎朝、あなたに新聞を配達しています。この試練の時期、(ご高齢の方など)一部の方々は、外出して生活必需品を手に入れることが難しいでしょう。食料品や生活雑貨などが必要な方に無料で(それらを配達する)サービスを提供したいと思います。(スーパーの)ショップライトやマッカフェリーズで買い物をして、直接、あなたの家の玄関前までお届けします。
もし、あなたが、このサービスに参加されたいのなら、詳しい買い物リスト(含、サイズ、数量、ブランドなどの具体的な詳細)を、わたしのメールXXXXXXXX、または携帯電話番号XXX-XXX-XXXXにお送りください。
おげんきで!
これを見たグレッグさんのお客さんは、感激、感動。そりゃ、そうでしょう。毎日、新型コロナ関連の暗いニュースが続く中、まったく予想もしてない、名前すら知らなかった相手から「あなたを助けたい」という手紙が届いたのですからね。
すぐに9軒から、この善意のサービスへの依頼が届き、さらにその何倍もの数の方々から「ぜひ、グレッグさんを手伝わせてください」との申し出が寄せられたそうです。(在宅勤務の方が増えてる影響も?) 配送のための自動車のガソリン代を寄付したいという方々や、自宅の玄関前にグレッグさんとグレッグさんの家族のための食べ物や飲み物などを用意する方々も、あらわれました。とにかく「ありがとう」とグレッグさんに伝えたい方々も多かったそうです。
こんなときだからこそ、人間は、誰かの善意に、善意で応えたいと思うのかもしれませんね。
グレッグさんのもとには、その後も依頼が届き、奥さん、3人の子どもたち、義理のお母さんにも手伝ってもらいながら今も、この善意のサービスを続けてるそうです
[ご参考]
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