以前、「
お茶漬けのもとを英語で何て言うのか?」と題しまして、アメリカのスーパーで調達して参りました日本向け、アメリカ向けの2種類の「永谷園のお茶漬けのもと」を比較しながらご紹介しましたが、度々、このブログの記事ランキングに出てきまして、結構、ご好評頂いてるようです。
まぁ、日本で生活していて、外国人に日本の定番商品を英語で説明するときなどでも「●●を英語で何て言うのか?」ってのは、気になりますからね。
ちなみに、永谷園さんのパッケージによると、お茶漬けのもとは、”Seasoning for Rice Soup”。日本語に直訳すると「お米入りスープ用の調味料」。また、さけ茶漬けだと、”Seasoning for Rice Soup”<Salmon>。「お米入りスープ用の調味料」<鮭>。
というワケで、同じような発想で、日本でお馴染みのその他の品々がアメリカでは何と呼ばれ、どのようなパッケージで販売されているのかについて、もう少しご紹介してみようと思います。
で、今回、取り上げるのは、サンヨー食品さんのサッポロ一番ソース焼きそば!
ソース焼きそば・・・っていうか『焼きそば』というのは、日本人なら誰でも知ってる定番中の定番の食べ物ですよね。お祭りの屋台などから、ペヤング、UFO、一平ちゃんなどのインスタント焼きそばも身近で根強い人気ぶりで、日本のB級ご当地グルメのチャンピオンも「富士宮やきそば」さんだったりと、日本には、本当にいろいろな種類の焼きそばがありまして、「焼きそばが大好物」という方も大勢いらっしゃると思います。
さて、それでは、そんな『焼きそば』を英語では何て言うのでしょう?
サッポロ一番さんによると、その答えは、
”Chow Men”(チャウ・メン)。もとは、中国語の『炒麺』で、中華麺を使った中華料理の焼きそば(NYのチャイナタウンの屋台で売ってるのは、
こんな感じ)なのですけど、今のところ、なぜか日本の焼きそばも”Chow Men”と呼ばれているのですよー。
同じサッポロ一番の即席麺でも、塩ラーメンは英語でも日本語と同じく”Shio Ramen”(シオ・ラーメン)ですし、味噌ラーメンも”Miso Ramen”(ミソ・ラーメン)になっているんですけど、焼きそばは、”Chow Men”(チャウ・メン)というのがポイント。
サンヨー食品さんのアメリカ向け
公式サイトでは、一応、”Yakisoba”(ヤキソバ)という呼び方を紹介し、日本の焼きそばを広めようとしているみたいですけど、たぶん、まだ、ラーメンと比べると、アメリカでは日本の焼きそばは、そこまでメジャーじゃないということなのかもしれません。
もっと日本の焼きそばがアメリカでも認知されれば、いずれ、英語でもそのまま”Yakisoba”(ヤキソバ)と呼ばれるようになったりするかも? ちょっぴり気になります。
米国向け「サッポロ一番焼きそば」のパッケージ裏面もちろん、すべて英語表記 焼きそば麺には、塩・味噌ラーメンの麺には入ってないSugar(砂糖)入り日本で販売しているサッポロ一番は、塩味、味噌味など種類に応じて
より美味しくなるように麺に入ってる成分が違うのですがアメリカでも、麺の成分を変えているのですなお、塩(味噌も)ラーメンの麺にはSugar代わりに、グアー豆から得られる水溶性の天然多糖類であるグアーガム(Guar Gum)が入っているほか焼きそば麺には入っていないタピオカ・スターチ(Tapioca Starch)入り日本向けサッポロ一番塩ラーメンの裏面に書かれている原材料名たぶん、「やまいも粉」をタピオカ・スターチ(Tapioca Starch)で代用?ちなみに、塩ラーメンは英語でも日本語と同じく”Shio Ramen”(シオ・ラーメン)
味噌ラーメンも日本語のまま、”Miso Ramen”(ミソ・ラーメン)
アメリカ向けサッポロ一番味噌ラーメンの裏面に書かれている原材料名塩ラーメンや焼きそばの麺に入ってない”Soy Souce”(しょうゆ)入りでも、Soy Bean Paste(みそ)は見当たりません一方、日本向けサッポロ一番味噌ラーメンの裏面に書かれている原材料名
しょうゆ、みその表記ありサッポロ一番塩ラーメンの裏面に描かれている調理方法イラストラーメンなので、鍋で作ってボウルに入れてますサッポロ一番焼きそばの裏面に描かれている調理方法イラスト鍋ではなく、フライパン
〔ご参考〕
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