たぶん、日本ではあまり知られていないと思いますが、バレンタインがあった先月中、タイムズ・スクエアの真ん中に展示されていたのが、上の写真、2009年から続く毎年恒例の
『愛』をテーマにしたアート作品。
毎年、コンペを開催し、選ばれた最優秀作品が展示される方式。
まぁ、でも、『愛』なんて、誰にとりましても身近な一方で、そもそも具体的なかたちはありませんし、人によって様々な感じ方や表現方法がありますから、どんなアート作品が選ばれるのか、結構、興味深いですよね。
じわじわと、クリエイティビティが刺激される感じ。
この作品、高さ3メートルほどのハート型した大きな枠組みの中に、様々な角度に向いた126枚の四角い鏡が、遠くから見るとハート型になる配置で設置されてまして、作品まわりにいる人々、車、建物、空(その時の天気)などを、まるで万華鏡(kaleidoscope)のように映し出すのです。
そう、その日、その時、その場所でしか見れない・・・っていう、特別な体験型アート作品なのですよー。
しかも、設置されてる場所が、「世界の交差点」とも呼ばれるニューヨークのタイムズ・スクエアですから、鏡に映し出される景色も多種多様、おもしろいのです。
以下、現場の様子をご参考まで。