10月27日にオープンしたばかりのローカル・スーパーマーケット、「ウェグマンズ」(Wegmans Food Market)のブルックリン店から。
前回 は、グリーク(ギリシア)・ヨーグルトに占領された
ヨーグルト売り場の様子をお届けしました。
たぶん、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、今、ニューヨークのブルックリンにオープンしたばかりの最新のスーパーマーケット(ウェグマンズ自体は1915年創業の老舗)では、あんなにいっぱいグリーク・ヨーグルトを売ってるんですよー。
やはり、スーパーマーケットを見てみると、その地域ならではの「食文化」や、「食」に限らずその地域ならではの文化、ライフスタイル、最新トレンドなども、お手軽に垣間見れて、なかなか楽しいものですね。
そういう意味では、もう1つ、たまたまヨーグルト売り場で遭遇したウェグマンズならではの、いかにもアメリカらしい演出がございます。
それが、上の写真、鉄道模型のGゲージ・トレイン。
Gゲージとは、軌間(レールの間隔)が45mmの鉄道模型のこと。
1990年代初期頃から、ウェグマンズでは、店内でのお客様の体験をより特別なものにするために、鉄道模型のGゲージ・トレインを走らせる演出をはじめました。チェーン展開する各地域で実際に走っている列車をできる限り起用したり、貨物車の荷台には特注のウェグマンズのロゴ入りなど、細部にもこだわっておりますが、それだけではありません。
あと、2011年以降、ウェグマンズでは、ホリデー・シーズンにあわせて、ウェグマンズのロゴ入りの鉄道模型セットを販売することがありますが、これは鉄道模型メーカーのライオネル(Lionel Corporation)とのコラボ商品。ライオネルの鉄道模型は、Oゲージ(軌間32mm)なので、ウェグマンズ店内で走ってるGゲージとは規格が異なると思うのですが、なぜ、こうなっているのでしょう?
もしかすると、ライオネルが、1900年から続く地元ニューヨークの超老舗鉄道模型メーカーということで、「ニューヨークの老舗」つながりでコラボすることになったのかも?
その様子を取り上げたときにも書きましたが:
クリスマス前のこの時期、ニューヨークにはホリデー・トレインとか呼ばれる「ミニチュア鉄道模型」が、なぜかあちこちに登場します。以前ご紹介したCitigroup Centerでやってた巨大なもののとか、MTAミュージアムのものとかいろいろ。ホリデー・シーズンの「ミニチュア鉄道模型」は、どうやら伝統的なものみたいです。
「ミニチュア鉄道模型」という、ニューヨークならではの伝統を、お店での体験を特別なものにするために、ウェグマンズでは、常設化しちゃったということなのでしょう。
興味深いです。
以下、ご参考まで。
スーパーマーケットの店内に、鉄道模型Gゲージ・トレインが走りまくり実際に、ニューヨーク地域で走ってる車両になってるそうです貨物車両には、Wegmansの名前入りブルックリン店のヨーグルト売り場の上で見かけました
(ご参考)
Add: 21 Flushing Ave, Brooklyn, NY
Hours: 7am to 11pm, 7 days a week
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