前回に続いて、10月27日にオープンしたばかりのローカル・スーパーマーケット、「ウェグマンズ」(Wegmans Food Market)のブルックリン店から。
ウェグマンズはめちゃめちゃ店内が広いので、まずは、スーパーマーケットの基礎能力がはっきり分かる「お野菜や果物」の様子から見ておりましたら、ふと、気になったのが「サラダ向けの葉っぱ」類のコーナー。
少子化の進む日本では、まったくと言っていいほど問題視されてませんが、世界的な視野で見ますと、実は、2050年までに世界人口の7割が都市圏(urban areas)に集中して居住する…なんて予測がありまして、今後、世界各国の都市圏では、地域人口を満たす十分な食料(特に生鮮食品)を確保するのが極めて重要な社会問題や政策課題になっていく可能性が高いそうなのです。
で、そんな未来に向けて、都市圏のビルの屋上(さらには空きビル、空き倉庫内)などのスペースを改めて活用し、最新テクノロジーを駆使した工場みたいな都市農園(アーバン・ファーム、Urban Farms)が、今後、どんどん重要になっていく・・・と考えられているのですよー。
いいえ、考えられているだけではありません。
すでに、アメリカでは、このような背景から、都市農園で野菜を生産するベンチャー企業が続々と登場中なのです。
現時点のテクノロジーでは、「サラダ向けの葉っぱ」のような収益性の高い葉物野菜は都市農園で生産されやすく、ニューヨークのブルックリンにあるホールフーズのように、スーパーマーケットの屋上に作られたルーフトップ・ガーデンで生産され、収穫後、そのまま下のスーパーで販売されてる事例もあるのです。
となると、ウェグマンズの「サラダ向けの葉っぱ」類のコーナーがどんな感じになってるのか、気になりますよね。
ざっと、以下のような感じになってます。
ご参考まで。
広い店内ならではの、広いサラダっ葉コーナーSalad Kits、Salad Blendsなどに分かれて、いーっぱい!
種類も豊富、これまで見たアメリカのスーパーの「サラダ向けの葉っぱ」類コーナーで最大規模かも?
オーガニック・サラダのコーナー
で、よく見ると、やっぱり、ウェグマンズのプライベート(自社)ブランド商品
アメリカでは、小さなサイズのニンジン(Carrots)を、スティック・サラダ的な感じでディップなどにつけて食べる食習慣がございまして、そのためサラダっ葉の横に、こんな大きなニンジンのコーナーも・・・
カット・フルーツのコーナーも大きめこんなに大量に切ってますけど、それでも売れるのでしょうたぶん、100年以上の歴史を持つ老舗スーパーならではのノウハウがあるのでしょうね
主にパイナップル、メロン、イチゴ、ぶどう類、スイカなどが様々なサイズにカットされ、ケース入りで売られています
食べやすい一口サイズだけじゃなく、いろいろなサイズを取り揃えているのがポイントかも?例えば、パイナップルの食べられる部分のみの円柱形カットとか
スイカも様々なカット、いーっぱい
最後に、とても興味深かったのが、コレサラダ用ドレッシングやディップなどのコーナーとてつもなく豊富な種類
よく見ると、ウェグマンズの自社商品だらけ
右手から、グリーク(ギリシャ風)、味噌ジンジャー(味噌と生姜)、ランチ、ブルー・チーズ、そう言えば、ウェグマンズはチーズも自家製のものがいろいろあるんですよー
ハニー・マスタード、サウザンアイランドもウェグマンズ商品ご覧のように、他ブランド商品と並んで売られてますが、やはり、自社ブランド商品の方がお手頃なお値段そしてパッケージ・デザインも、より美味しそう
(ご参考)
Add: 21 Flushing Ave, Brooklyn, NY
Hours: 7am to 11pm, 7 days a week
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