前回、ご紹介した
ベロを出して"We ♥ NY 2"とスプレーで壁に描いている、お茶目なアインシュタインさんの壁画。
まるで照明をあてたみたいに、いい感じに撮れてますけど、照明器具は一切使っておりません。自然の太陽光だけ。ただし、上の写真のような感じで、お日様の光がちゃんと壁画を照らしてくれるタイミング(この時は午前中の早めの時間帯)に撮影してみました。
で、その’時間帯に現場に行って気づいたことがあります。
上の写真でもよく分かりますが、この8番街と21丁目の交差点では、21丁目の西方面への自動車は通行が完全禁止になってるんですよー。理由は、すぐ先に小学校があるため。なんと、学校のある日は、夕方4時まで自動車は通行禁止。すごい。こんなの初めて見たかも?マンハッタン内(特に住宅街の東西のアッパー・サイドなど)には、当然、たくさん小学校もありますが、その前の道が、日中ずっと自動車通行禁止になってるところは、結構、珍しいと思います。
ひょっとすると、この道、何か特別な背景があるのかもしれません。
で、気になって、一応、その小学校前まで、この歩行者天国状態になってる道を歩いて行ってみましたら、子どもたちが描いた可愛らしい絵が、いーっぱい貼り出されておりまして、暖かく出迎えてくれました。
ちょうど、校舎の外壁工事などが行われ周辺は防塵壁で囲まれておりまして、たぶん、殺風景な防塵壁を飾り立てようってことで、子どもたちの描いた絵を貼り出すことにしたのでしょうね。とても素敵なアイデアだと思います。
ニューヨークという場所柄、日頃から、ギャラリーや美術館、それに前回の
お茶目なアインシュタインさん壁画みたいな
街角アートなど、本当に多種多様、数多くのアート作品を見ておりますが、小学校にいーっぱい貼り出されてる子どもたちが描いた絵は、やはり、それはそれで、すごいパワーやエネルギーを感じさせてくれました。
あと、ニューヨークの場合、やはり、子どもたちも多種多様。
小学校でも、異なる文化、価値観、ライフスタイルを持つ、様々な人種や民族の子どもたちが集まっていたりしますので、描く絵からも、ナチュラルに『多様性』を感じられたりして、興味深いです。
以下、ご参考まで。