最後、半球型の特設ルームの中へ。
ここでは、サンタ・マルゲリータ・ワインの歴史、ワインの種類など360度に映し出される映像で紹介し、4種類のワインを試飲できるという手のこんだ演出が待ってます。
この演出をより良くするために1つアドバイスするとしたら、テーブルの上に用意したワインやその説明を照らすための「小型のライト」を手渡すこと(出るときに回収すれば、座席分だけあれば足ります)。せっかく、これだけ手間かけてショーアップしてるのに、これじゃ、肝心のワインも、さらにもっと肝心なワインの名前や説明もよく見えません。こんな暗いと綺麗な写真も撮りにくいです。結構、細かい部分に配慮のいき届いたイベントなだけに、なぜ、こんな基本的なことに誰も気づいていないのか不思議でした。
あと、これは会場の性質上、できなかったのだと思いますが、こんな素晴らしいテイスティング・イベントを、すべて体験したら、普通、「じゃ、あのワイン1本買って帰ろうかな」ってなる人は、結構いると思うのですが、このイベントでは、現場でワインを売っていないんです。ポストカード状のパンフを手渡され、オンラインで買えますよ的なことを言われるのです。まぁ、インターネット時代ですので、普段ならそういう対応になるのも理解できますが、この場で、そういう感じになっちゃうのは、粋じゃないと言いますか、もったいない気がします。
ちょうど、グランド・セントラル・ターミナル内にあるマーケットを堪能してからここに来たので、余計にそう感じたのかもしれません。「だったら、マーケットにあるワインを取り扱ってるお店と交渉して、このイベントの間だけでもそこで売ってもらったら?」とか思いました。別にマーケットじゃなくて、近くにあるバーとかでもいいわけですし。うーむ。
日本人の感覚からすると、ちょっとツメが甘いように感じてしまいましたが、いろいろ考えさせられる貴重な事例と言えるでしょう。
以下、そんな現場の様子、以下、ご参考まで。
4種のワインをサーブするスタッフ用テーブルの様子ここはこの暗さでも問題ないでしょう
お客さんの座席
明かりはテーブル中央のキャンドル・ライトのみかなり暗くて小さな文字はとても読みにくいしかも、皆さん、少量のテイスティングとは言えワインを何杯も飲んでる状態ですし
もったいない、照明って大事
動画もどうぞ
<サンタ・マルゲリータ・ワインのテイスティング・イベント特集>
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