
要するに、サンタ・マルゲリータというイタリアのワイナリーによる無料のワイン・テイスティング・イベント。
ちょうどたまたま、10月14、15日の2日間、お昼の12時~19時まで開催してたもの。
世界中から様々な名ワインが集まるニューヨークでは、ホテル内とか、イベント・スペースとか、様々なシチュエーションで、工夫をこらしたワイン・テイスティングの催し物をやっておりますが、駅構内のイベント・スペースでこういう感じのものは、ちょっと珍しい気がします。
日本酒のテイスティング・イベントを企画されていらっしゃる日本の皆さんのご参考にもなるかもしれませんので、ちょっと厚めにご紹介しておきましょう。
まず、会場であるヴァンダービルト・ホール(Vanderbilt Hall)内には、上の写真のように、何か普通じゃないイベントが開催されているみたいだけど、「ぶどう畑」を模したぶどうの木々の垣根が邪魔して、中がよく見えない・・・というセットが作られてます。最初に、このぶどうの木々の垣根を見たとき、おおっぴらにワイン・テイスティングしてる人々の姿を、ホール内を通り過ぎる他の人々に晒さないという細かい配慮もあるのかも?と感じました。
ニューヨークでは、許可を取得すればOKになりますが、通常、一般的には野外や公共スペースではお酒を飲めない法律もありますし。
あと、単純に、広いホール内で、このテイスティング・イベントに参加できる(=会場に入ってくる)人数をコントロールするのにも、ぶどうの木々の垣根は役立っているようでした。入り口が一箇所しかなく、そこでIDチェック(運転免許書などによる年齢確認)を行っているのです。あと、入場時に、4種類のチケットがついた腕輪を腕にしてもらいます。
この「ぶどう畑」は、ちょっとした迷路のような構造になってまして、その中に3箇所、それぞれ異なる種類のワインを試飲できるテイスティング・コーナーが潜んでいます。入場時にもらったチケットでテイスティング可能。すべて巡るとチケットを3枚使うことになり、最後の1つが半球型の特設ルーム(中で、Santa Margheritaワインの歴史、ワインの種類など映像で紹介し、4種類のワインを試飲できます)用になってます。
なお、「ぶどう畑」の中を進んでいくため、このテイスティング・イベントの正式名は、”Follow the Vine”(ぶどうの木のつるをたどりなさい)。”Vine”とは、ぶどうのつるのこと。
その他、細かい演出、会場の雰囲気などについては、以下、ご参考まで。
<サンタ・マルゲリータ・ワインのテイスティング・イベント特集>
グランド・セントラル・ターミナル・マーケットの『2ドル食』イベントだけでも、かなりお得な気分になっていたところで、偶然、こんな素敵なワイン・テイスティング・イベントに遭遇。ラッキー。そして、少量の試飲とは言え、最終的に7杯も美味しいワインをいただけました。グランド・セントラル・ターミナルのこのイベント・スペースは、いろいろイベントやってますので、時々、立ち寄ってみると良いことあるかもしれません。
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