前回の続きで、グランド・セントラル・ターミナル駅構内にあるマーケット(Grand Central Terminal Market)で、今月毎週火曜日に開催しております、『2ドル食』イベント(Taste of Grand Central Market)の現場から。
今回の『2ドル食』イベントで、もっともお得な品をご提供してくれてるのは、たぶん、このPescatore Seafoodというお魚屋さんでしょう。
そう、お魚屋、「おさかなや」さんです。
海に囲まれた島国で生まれ、育った、多くの日本人にとってお馴染みの大好きな「おさかなや」さん。
「おさかなや」という言葉の響きにすら心地よさを感じるくらい、個人的にもお魚好きなのですが、なんと、このブログで純粋なお魚屋さんを取り上げるのは、今回が初めてです(ロブスター・プレイスとかはありますけど、純粋なお魚屋さんは初なはず)。
ニューヨークのマンハッタンは周囲を川や海に囲まれた港町ですので、よくよく考えてみると、意外な事実。
実は、ニューヨークは、老舗のお魚屋さんとかスーパー内のお魚コーナーとか「おさかなや」環境は、おそらく米国内ではかなり充実してる方でして、まぁ、だから、例えば、オイスター・バーとか、ロブスター・サンドなどのシーフード系の有名レストランや飲食店もあったりするのですけれど、純粋な「おさかなや」さんのオススメの品々となりますと、オススメなものほど何かしらの調理が必要になりがちで、正直、紹介しにくいのです。
でも、まぁ、グラセンの『2ドル食』イベントというくくりで見てみますと、やはり、このPescatore Seafoodは外せません。っていうか、最強。グラセン・マーケット内では最も良心的で、太っ腹。
例えば、この日、提供していたサーモン・バーガー(Salmon Burgers、パテの部分のみ)は、通常価格が1つ$7.99(約8ドル)のものを、たったの$2でご提供。算数が苦手なんじゃないかと疑ってしまうほどの驚異の75%ディスカウント。約$6引き。別の言い方をすると、通常1つ買うお値段で4つ買えてしまうのです!!! しかも、在庫がある限り、何個買ってもオッケー。
やはり、魚屋さんというのは、どこの国でもこういう感じのノリなのでしょうか?
お店の方々の雰囲気からも、粋と言いますか、気風の良さとか、お祭りの先頭に立って盛り上げようっていうリーダーシップを感じます。興味深い現象です。
以下、ご参考まで。