前回の続きで、ニューヨーク・コミコン(New York Comic Con、略してNYCC)の会場から。
こないだの週末、孤独で心優しかった男アーサーが、“悪のカリスマ”へと変貌していく衝撃のドラマを描いた映画『ジョーカー』が、ついに全米、日本を含む73か国で公開。
報道によると、日本を含む12か国でワーナー・ブラザース映画の今年一番のオープニング記録を達成。例えば、日本では10月6日までの3日間で動員数49万8,071人、興行収入7億5,566万8,700円となり、週末興行収入ランキングでは圧倒的No.1の大ヒットスタートで、土・日2日間の数字ではこれまでのDC映画でNo.1に!! ちなみに、『ジョーカー』は、先月、イタリアで開催された世界三大映画祭の1つである『第76回ヴェネツィア国際映画祭』にて、最高賞となる「金獅子賞」を受賞。アメコミ作品が最高賞を受賞するのは、史上初の快挙で、世界的なニュースになっておりましたので、その影響、追い風も大きいのでしょう。
さて、一方、NYコミコン会場では、その『ジョーカー』の次回作と言いますか、厳密に言うと、『ジョーカー』と同じ『バットマン』映画シリーズの次回作の『ハーレイ・クイン』(Harley Quinn)の、上の写真のようなプロモーションをあちこちで見かけました。
ハーレイ・クインは、ジョーカーの共犯者で恋人。
もともと、アーカム・アサイラムの精神科医(つまり、頭は良いのです)として働いておりジョーカーは患者でしたが、ジョーカーと恋に落ち、彼の脱走を助けるのです。
ちなみに、はじめてハーレイ・クインが登場したのは、アニメ『バットマン』の第7話「ジョーカーの陰謀(原題:Joker's Favor)」(1992年9月)。宮廷道化師のコスチュームに身を包んだジョーカーのパートナーとして、でした。
あと、映画『ジョーカー』の大ヒットを見ればお分かりのとおり、ずっと昔からDC作品のヒーローものは、マーベルのヒーローものとは異なり(差別化のため?)、『バッドマン』シリーズに限らず『スーパーマン』シリーズなどでも、登場人物の心の葛藤や現代社会の闇などを描くことや、深い心理描写を得意にしてまして、ハーレイ・クインについてもそうしたディープな描写が行われた結果、悪者なのにも関わらず、スーバーヴィランとしてめちゃめちゃ人気の高いキャラクターになってます。
以下、メイン会場であるジャビッツ・センター内のDCのブースまわりの様子や、ハーレイ・クイン関連のコスプレなど、ご参考まで。
ホールの通路にあるDCブース今年、一番目立ってたのはハーレイ・クイン
2月7日に新作実写映画が公開予定なんすって映画で使用した衣装も展示日本でも、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』として、2020年3月20日(金)公開予定とのこと
DC系キャラクターのコスプレ集団がいるとたいてい、必ず、ハーレイ・クインもいます
ここにも1人ハーレイ・クイン
女の子二人で、ジョーカーとハーレイ・クインめっちゃ楽しそう
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』日本では2020年3月20日(金)公開予定日本語字幕付きの米国向け予告動画
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