前回の続きで、ニューヨーク・コミコン(New York Comic Con、略してNYCC)会場から。
このイベント、いろいろな楽しみ方ができますが、やっぱり、一番心地よいのが、漫画、アニメ、小説、ゲーム、ドラマ・・・等など幅広い様々なジャンエルのクリエイターの方々と、実際に会えて、お話ができること。
クリエイティブな刺激いっぱい。
たぶん、国際展示場のジャビッツ・センターで開催されるすべてのイベントの中で、もっとも芸術的と言いますか、創造力や好奇心を刺激されるイベントじゃないかなと思います。
まぁ、アート作品を鑑賞するためにギャラリーとか、美術館へ行くワクワク感に近いかも。
実際、「なんとかギャラリー」みたいな名前のブースも多いですし。
で、いっぱいあるそんなクリエイティブなブースの中から、1つ、なんじゃこりゃって楽しくなっちゃったのが、上の写真、『キリン・ライズ』(Kirin Rise)というシリーズ小説の著者さんが出してるブース。今回、このNYCC2019では、9月にリリースした新作の“The Shadows Within”も含め、販売中。
この小説、もともとカンフーの先生だった著者のEd Cruzさんが、カンフーを教える教科書を作ろうとしたときに、「普通にテキスト作っても面白くないだろうし、もっと楽しくカンフーを学べる方法はないのかな・・・」と考え、「そうだ、小説にしてみよう」ってことで誕生したんですって。だから、この小説を読むことでカンフーについても学べるようになってるのだとか。
また、「もっと楽しく」という発想により、ラーメン屋という設定に!
そんなワケで、このブースには、一部、ラーメン屋のセットも(笑)
いちいち発想が素晴らしい。
ちなみに、この可愛さと強さのちょうど良い感じのバランスが表現されている主人公の女の子のキャラクターや、セットのラーメン屋の様子などのイラストを担当する方は、この小説の著者であり、カンフーの先生であるEd Cruzさんの生徒さんだった人物(笑)。
お二人ともバリバリの体育会系と言いますか、格闘家らしいたいへん立派な体格をしておりますが、文系の才能、小説や絵がお上手っていう方々でして、単にクリエイティブなだけじゃなくやたらと多角的な視点をお持ちでございまして、お話がとてもおもしろかったです。
多種多様な文化、ライフスタイル、価値観が集まるNYコミコンらしいブースの1つ、と言えるでしょう。
以下、ご参考まで。
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