こないだからの続きでSOHOから。
ソフトバンク傘下のヤフーが、衣料品通販サイト運営のZOZOの買収を決めた。国内のネット通販企業の買収では過去最大となる。10月に社名を「Zホールディングス」に変更するヤフーとZOZO。日本の電子商取引(EC)で2強の楽天とアマゾンジャパンへの反攻はなるか。
とのこと。このニュース、日本国内では各種マスコミで大きく報じてますが、でも、ZOZOは、海外ではほとんど無名。やはり、ECだったら、アメリカのアマゾン(Amazon)の動向の方が、ずっと何倍も重要なことが多いです。
で、思い出したのが、上の写真。
インターネット上のECで世界最大、オンラインの「ヴァーチャル店舗」でこれまでにいくつもの「リアル店舗」を蹴散らしてきたアマゾンが、2017年5月(
コロンバス・サークルのアマゾン・ブックス)以降、
ニューヨークにオープンした3つ目の実店舗!!
しかも、ニューヨークの他の2店は『アマゾン・ブックス』(Amazon Books)ですが、このSOHOのお店は、『アマゾン”4スター”』(Amazon 4-Star)という、アマゾンのウェブサイト上の評価で★(星)4つ以上の高評価の品々しか販売しないという、特別な店舗なのです。また、このSOHOのお店が、4スター店(“4-star” store)としては世界初の第一号店。
オープンしたのは、昨年2018年9月26日。だから、ちょうど1年ほど前ですね。当時、各種メディアで様々な
ニュースに・・・。
えーと、気づいたこととか指摘したいことはいっぱいありますが、長くなるので取りあえず1つ、今後のアマゾンについて。
アマゾンなら、もっといろいろなバリエーションの実店舗を出しそう。
例えば、こないだご紹介した
無人店舗のザ・ドラッグ・ストアを、店内を少し広くして取扱商品数を増やしたり、付加価値の高いサービスを盛り込むなどしてバージョン・アップしたものとか、取扱商品のバリエーションの豊富なアマゾンにピッタリな気がします。
実は、まさにそんな感じのアマゾンのレジなしの実店舗も、すでにニューヨークにはあるのです。
詳しくは、後日、取り上げますが、今年2019年5月、ロウアー・マンハッタンのブルックフィールド(Brookfield Place)内にオープンした
『アマゾン・ゴー』(Amazon Go)。様々なメディアで
ニュースになり、6月ミッドタウンに
2店舗目、8月アッパー・イースト・サイドに
3店舗と出店ラッシュ。もっと増えるとの
予測も。
とにかく、EC王者のアマゾンの新しい取り組みの1つ、世界初の『アマゾン”4スター”』店舗の様子は必見でしょう。
以下、ご参考まで。
店内入ってすぐ
アメリカでは9月から新学年の新学期ということで”Happy School Year”という特設コーナーも
根強い米国のグリーティング・カード文化を感じさせるコーナー
これ、かわいくて便利かも?モンスターの顔つき小袋ケース
★4つ以上の高評価の本ばかりつまり、今のアメリカの読者の感覚、空気感が分かります
書籍、文具などだけじゃなく、おもちゃも
わりとガッツリ大きめのChromebookコーナーたぶん、Googleとコラボしてるのでしょう
こちらは自社製Kindleのコーナーすぐ近くに様々な電子機器、パーツなどももはや、単なる書店じゃありません
今、Googleで”Amazon Store, NYC”を検索するとAmazon 4-Star1店舗とAmazon Books2店舗の3店舗が表示されます
(ご参考)
・Amazon 4-star | Shop devices, electronics, home, toys & more
Add: 72 Spring St, New York
Hours: Mon-Sat10AM–9PM/ Sunday 11AM–8PM
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【アマゾン4スター(Amazon 4-Star)SOHO店特集】
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