前回のユニクロの無料マガジン「ライフウェア(LifeWare)」第一号で、もう1つ、思い出しました。
ファッション雑誌の王者、ヴォーグ(Vogue)の春と秋のニューヨーク・ファッション・ウィーク直前の特集号は、ファッション業界各社が競って広告を出稿する場として有名。特に、ファッションの秋ってこともあるのか、9月号は、もっとも注目される号。
前に、このブログで「ファッション雑誌ヴォーグが、史上最多広告ページを掲載」という記事を書いたのも、やっぱり、9月号。ただし、それは2007年のこと。当時の9月号は、なんと一冊で840ページもあって、うち727ページ(全体の87%)が広告でした。でも、その後のいわゆる出版不況と言いますか、スポンサー企業が雑誌に出してた広告費を他の媒体(特に新しいインターネット関連)に分散するようになったことなどから、ヴォーグの9月号も、年々、薄くなる傾向に。
まぁでも、それでもやっぱり、なんだかんだと伝統的にヴォーグ9月号は、もっとも注目される特別な号。だからこそ、その意義や役割を問う報道も出るわけすしね。とにかく、そんなわけで今回の表紙及び特集記事は、上の写真の通り、超人気ポップ歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)さん。で、やはり、なんやかんやと注目を集め、結構、幅広く話題になってます。
中でも、個人的に興味深いなーと感じたのは、ヴォーグ編集長でファッション界のレジェンドのアナ・ウィンター(Anna Wintour)さんにテイラーさんが8つの質問をするという特別企画のYouTube動画。
この動画が、まるでコントみたいになってるんですよー(笑)。
また、特に、1問目と2問目あたりは、日本の皆さんの英語の勉強にもなりそうな内容。
どんな質問かと言いますと、これも見ちゃった方が早いので、以下の通りです:
<簡易和訳>「人、モノ、コンセプトなどについて褒めるのに使う最上級にナイスな形容詞(the nicest adjective)は何ですか?お~素晴らしい、天国のようだわ…みたいなときに何て言いますか?」
”Generous Spirit”(寛大な精神)この表現、アナ・ウィンターさんらしくて好き
今度、使ってみよっと(笑)
<簡易和訳>「逆に、人、モノ、コンセプトなどについて描写するのに使うもっとも侮辱的な形容詞は?」
”Disrespectful”(無礼)まさかの、 あの河野外務大臣の「極めて無礼」と同じ発想国や文化が違っても、立場、性別、年齢が違っていても、「無礼」という表現は、もっとも厳しい苦言のようです
Taylor Swift Asks Anna Wintour 8 Questions | Go Ask Anna | Vogue
アナ・ウィンターさんにテイラーが8つの質問をする特別企画動画
(ご参考)