前回もお伝えしましたが、もともとこの場所にはセント・ヴィンセント・ホスピタル(St. Vincent's Hospital)というカソリック系の病院がありまして、1981年、世界で最も早い時期でのエイズ患者の症例を発表してからエイズによる死者がピークとなった1995年頃までに、アメリカ国内最大かつ最高のHIV治療センターへと発展。
そのため、2010年にセント・ヴィンセント病院がなくなった後でも(跡地の大半はコンドミニアムに)、エイズ患者やその遺族の方々にとっての希望の光であり、グランド・ゼロのような特別な場所になっているのです。
そんな、たくさんの方々の特別な思いが込められている場所に、どのような記念碑を作るべきか?
これは、なかなかの課題。
その結果、ここの記念碑作りの計画は、少なくても5年以上、500名もの建築家の方々がかかわることになったそうです。
で、最終的にどんな記念碑ができたのかというと・・・
以下、ご参考まで。